星組『赤と黒』 | 宝塚情報(自分用)

宝塚情報(自分用)

宝塚歌劇団の公演情報など。
基本的に自分用です。



星組 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、日本青年館大ホール、愛知厚生年金会館公演

■主演…安蘭 けい、遠野 あすか

ミュージカル・ロマン
『赤と黒』―原作  スタンダール―
脚本/柴田 侑宏
演出/中村 暁
[解説]
19世紀中期のフランスの文豪スタンダールの長編小説「赤と黒」を原作に、主人公ジュリアン・ソレルの恋と野望をドラマティックに舞台化した作品。この作品は1975年、宝塚大劇場月組(主演・大滝子)で上演し好評を博した『恋こそ我がいのち』(東京公演では『赤と黒』)を、1989年、宝塚バウホール公演(主演・涼風真世)のために改編を加えましたが、今回星組公演として更に新しく手を入れたものです。

ナポレオンが没し、再び王政復古となった1830年、フランスの小都市ヴェリエールに材木商の息子として生まれたジュリアン・ソレルは、立身出世をし、富と名声を手に入れることを生涯の目的としていた。ナポレオンを崇拝していたが、一介の小市民が軍人になることは難しく、聖職者となって栄達を図ろうと目論んでいた。ジュリアンは司祭シェランのもとでラテン語を学び、神学生になる準備を始める。
そんなジュリアンに目を付けたのが町長のレナール氏であった。助役のヴァルノと競い合っていたレナール氏は、息子達にラテン語を学ばせヴァルノに差をつけようと、ジュリアンを家庭教師として迎え入れる。町長には信心深い貞淑な妻がいた。ジュリアンはレナール夫人を征服する事が上流社会を征服することだと思い、誘惑しようとする。レナール夫人はジュリアンに胸のときめきを覚え、愛なく結婚した自分が初めて恋をしたことを悟るのであった。ジュリアンもまた、出世の手段として利用したつもりが、次第に心奪われていく。
一方、ジュリアンに想いを寄せた女中のエリザは、二人の関係に気づき、嫉妬のあまりヴァルノに密告し、レナール氏の知るところとなる。ジュリアンはシェラン司祭にブザンソンの神学校に入ることを命じられる。校長ピラールはジュリアンに一目置くようになり、パリの大貴族ラモール侯爵に彼を紹介する。
侯爵家にはパリ一番の令嬢と謳われたマチルドがいた。取り巻きの貴公子達にうんざりしていたマチルドは、ジュリアンを誘惑してみる気になる。二人は駆け引きを繰り返すうちに、いつしかお互いに惹かれていく。しかし、それがやがてジュリアンに思いがけない悲劇をもたらすことになる・・・・・・。

▼梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
公演期間:2008年3月13日(木)~3月25日(火)
▼日本青年館大ホール
公演期間:2008年3月31日(月)~4月7日(月)
▼愛知厚生年金会館
公演期間:2008年4月12日(土)~4月14日(月)


《配役》
◆ジュリアン・ソレル
安蘭 けい
◆レナール夫人【レナール氏の妻】
遠野 あすか
*〜*〜*
◆ラ・モール侯爵【パリの貴族】
萬 あきら
◆ピラール校長【神学校の校長】
磯野 千尋
◆シェラン司祭【ジュリアンに神学校を薦める】
英真 なおき
◆ヴァルノ氏【助役。レナール氏のライバル】
にしき 愛
◆ナピエ大司教
紫蘭 ますみ
◆フリレール副司教
美稀 千種
◆レナール氏【ヴェリエール町長】
立樹 遥
◆ヴァランタン夫人【貴婦人】
百花 沙里
◆ノルベール伯爵【マチルドの兄】
涼 紫央
◆ベルジュ夫人【貴婦人】
毬乃 ゆい
◆サンクレール夫人【貴婦人】
星風 エレナ
◆デルヴィール夫人【レナール夫人の友人】
琴 まりえ
◆門番
美城 れん
◆フーケ【ジュリアンの友人】/コラゾフ公爵【ノルベール伯爵の友人。ジュリアンに恋の指南をする】
柚希 礼音
◆ラパン【神父】
天霧 真世
◆クロワズノワ侯爵【マチルドの婚約者】
和 涼華
◆ラ・ジュマート男爵【貴族】
彩海 早矢
◆貴族の女
花愛 瑞穂
◆フェルバック元帥夫人【貴婦人】
華美 ゆうか
◆看守
天緒 圭花
◆貴族の女
初瀬 有花
◆マリアンヌ【ラ・モール家の召使い】
純花 まりい
◆サンジャン【レナール家の下僕】
水輝 涼
◆マチルド【ラ・モール侯爵の娘】
夢咲 ねね
◆アドルフ【レナール夫妻の息子】
如月 蓮
◆スタニスラス【レナール夫妻の息子】
白妙 なつ
◆ミリアム【レナール夫妻の息子】
花風 みらい
◆エリザ【レナール家の召使い】
稀鳥 まりや


《出演者》
(星組)
英真 なおき、にしき 愛、安蘭 けい、紫蘭 ますみ、美稀 千種、立樹 遥、百花 沙里、涼 紫央、毬乃 ゆい、星風 エレナ、琴 まりえ、遠野 あすか、美城 れん、柚希 礼音、天霧 真世、和 涼華、彩海 早矢、花愛 瑞穂、華美 ゆうか、天緒 圭花、初瀬 有花、純花 まりい、水輝 涼、夢咲 ねね、如月 蓮、白妙 なつ、花風 みらい、稀鳥 まりや
(専科)
萬 あきら、磯野 千尋