みなさんこんにちは

橋屋です

 

 

 

 

 

セラピストは自分のエゴと

向き合う事が必須だなと思う職業です

 

 

 

 

 

写真はそんなお話がされているシーン

本日はそんなエゴのお話

 

 

 

 

 

例えばセラピーをしていると

ずっと人の顔色をうかがって

相手の支配を受け入れて人の下に入り

攻撃や否定されないように

なんでも受け入れNOと言えない人が

 

 

 

 

 

過去の親子関係で全く同じ繋がり方を

していたと気がつき

自分が孤独感を感じないように

ずっと自分の内側を避けてきたから

 

 

 

 

 

自分の中にある恐怖を受け入れて

自分はもう過去の幼い無力な自分ではないと

自分のために立ち上がるという

解決をクライアントさん自身が選んだ時

 

 

 

 

 

クライアントさんの人生に

自分で自由に選べる

という感覚が新しく入ります

 

 

 

 

 

同時に自分は何もできない

幼い自分ではなく

もう自分には自分で考えて決めて

動いていく力があるんだ

という世界観が手に入ります

 

 

 

 

 

セラピーの着地は本当はいつだって

自分の人生はいつでも自分が選べるし

そもそも選んできたんだという所です

 

 

 

 

 

だからどんなに毒親育ちでも

自分の過去が辛くても幸せを選ぶ人は

たくさんいるわけで

 

 

 

 

 

毒親のせいで環境のせいで

せいでせいでせいでせいで

と他責や被害者、加害者という場所に

自分の身をいつまでも置いていても

解決はしていきません

 

 

 

 

 

だけど他責や敵意を持ったままが

自分はやっぱりいいとも選択できます

 

 

 

 

 

自由に選べるのが私たちの人生だから

そこに良い悪い正しい間違いのジャッジはなく

選べるという事実があるだけです

 

 

 

 

 

セラピーをしても

支配コントロールしながら

誰かをゴミ箱にしながら敵対しながら

 

 

 

 

 

生きていきたい、依存して生きていきたい

自分にとってこれは正しいんだ!

という人だってごまんといます

 

 

 

 

 

人は尊重されるべき存在です

だからこそ人の選択を他人が変える事は

本当にできません

 

 

 

 

 

でもこれが幼い頃両親の精神的お世話や

不安定さを子供の自分がカバーしていたり

慰めてヨシヨシすることで役にたって

親の機嫌が安定したり治ったりすると

 

 

 

 

 

人に対して自分がものすごくパワーを

持っているという事を取り込んでいきます

 

 

 

 

 

誰かをコントロールできると

錯覚するんですね

 

 

 

 

 

これが幼児のコントロールの始りであって

肥大化していく万能感でもあります

 

 

 

 

 

お父さんお母さんは弱くて可哀想

だから私がやってあげるという価値観が

根付き、人は無力で弱い存在だ!と

だから私が助けてあげないと!と

 

 

 

 

 

相手を無力化し水面化では

自分の万能感が肥大化してしまいます

 

 

 

 

 

相手の生きる力や選択を

自分が奪う形になっていくんですね

 

 

 

 

 

自分のエゴに水をやるために、、、。

 

 

 

 

 

人のお世話がやめられない

という生き方もここからきていて

無力で可哀想な人を

自分の目の前に作り出さないと

 

 

 

 

 

自分の価値を感じられない

存在証明ができないという

ループを生み出したりします

 

 

 

 

 

自分の存在価値や存在証明のために

人のお世話をするというのは

大きなお世話であってエゴなんですね

 

 

 

 

 

人の役に立つ事はいい事だけど

同じ言葉を使っても内訳が全く違うのです

 

 

 

 

 

人は変えられないというのは

同時に自分の肥大化した万能感やエゴに

しっかり向き合う必要があるのです

 

 

 

 

 

究極、人の死の前で

私たちが無力なように

 

 

 

 

人がする事、考える事、感じる事

というのはコントロールできません

 

 

 

 

 

相手が人と関係を持ちたいのか

または持ちたくないのか

いつ成長するか、いつ選択するか

またはしないのか

 

 

 

 

 

自分のコントロール化にはないのです

そういう意味で私たちは人に対して

ほとんど多くの場面で無力です

なぜなら

相手の人生の主導権は相手にあるから

 

 

 

 

 

でも自分に対しては無力ではないのです

 

 

 

 

 

自分に対して無力になって

人に対して有力になろうとする

 

 

 

 

 

逆になっているから万能感が肥大化し

どんどんエゴに飲み込まれる

 

 

 

 

どこでやめるか、それも

私達は選べます

 

 

 

 

余計なお世話と本当の助けは違います

自分の等身大を受け入れる

 

 

 

 

今自分には何が必要なのか

どこに向き合えばいいのか

人によって違います

 

 

 

 

 

それではまた!!