みなさんこんにちは橋屋です

 

 

 

 

 

セラピーをしていると

人にはそれぞれ成長の段階

ステージというものがあるなとよくわかります

 

 

 

 

マズローの五段階欲求

 

 

 

虐待やネグレクト、生きずらさを

抱えたほとんどの人はこの図でいう

一番下の土台から回復をしていきますが

 

 

 

今日は心理セラピーを何度か受けたり

ある程度回復してきたけれど

 

 

 

承認欲求が止まらないという人に向けて

本当に自分の力を取り戻したい人に向けて

もう一普段深く書いていきたいと思います

 

 

 

  相手を独占したい心理

 

 

 

 

 

セラピーや向き合いの途中でも

必ず通るのが承認欲求です

 

 

 

生きずらさを抱えた人で多くの場合

幼少期に無条件で

 

 

 

 

自分の存在を承認してもらえなかった

存在自体を祝福してもらえなかった

ありのままの自分を許可してもらえなかった

 

 

 

 

親から認めてもらえなかった為に

今でも誰かに認めて欲しい

欲しい欲しいと相手に要求してしまうのですが

 

 

 

 

この欲求が満たされないと満足しないと

次の成長のステージに突入を自分がしません

 

 

 

 

子供は両親から

あなたは唯一無二の存在で

誰とも何とも比べるに値しない存在なのだと

子供が体感でわかるまで

愛情を注がれる事を望みます

 

 

 

 

ここが満たされないと

大人になってからも

相手からの視線や気持ちも

自分だけに集めたい

自分だけのものにしたい

という気持ちや衝動が止まらなくなります

 

 

 

 

相手が自分以外の人を見ていたり

関わっていたり、ましてや褒めたりすると

腹の中からぐわわわわわわ!!

嫉妬心が湧き出ててしまいます

 

 

 

 

まあ、ここまではいいのです

自分に嫉妬心があるなと

ここまではいいのですが、、、、、、

 

 

 

 

 

 

ここからが境目になってきます

 

 

 

 

  もらえないから奪いにいく

 

 

親から愛情をもらえなかったという

未完了を未解決のままにしておくと

必ず現実で他の人に親の変わりを見つけ

投影を引き起こしてしまいます

 

 

 

 

多くの場合、会社の上司や

コミュニティーのトップ

集団のリーダーなど自分より目上の人や

権力やカリスマ性のある人に、、、

 

 

 

そういう人に私の存在を認めてもらえるように

頑張ったりするのはよくある話ですが

 

 

 

今日のテーマは

独り占めしたい、独占したい

という隠したい心理なので、、、

 

 

 

認めてもらいたい相手からの

愛情や注目を自分だけのものにしたいので

 

 

 

 

人から奪うという事をしていきます

 

 

 

認めて欲しい独占したいという人の

周りにいる人たちから

その人との関係性を奪うという事をしていきます

 

 

 

 

認めて欲しい独占したい人に

周りはあなたのことを嫌いですよとか

利用されていますよとか

周りの人を悪く言ったりダメな情報を出したり

 

 

 

 

 

独占したい相手を周りから遠ざける

孤立化させていくという事をしていきます

 

 

 

 

 

認めて欲しいとROCK ONした相手と

自分以外の周りの人達との接触を

遮断したいという気持ちが働き

自分が間に立ちはだかってガードしていきます

 

 

 

 

 

無意識といえばそれまでですが

そんな本音は隠すので証拠はありません

 

 

 

 

でも確実にわかる事は

なぜか集団での関係性がうまくいかない

会社だと上司が孤立化したり

部下がモラハラやパワハラで

押さえつけれる感覚がしたり

 

 

 

何がわからないけど

重く不快な空気感が漂うという事が

起きていたりしますが

 

 

 

独り占めされる側からも

その人に近づけない周り側からも

遮断する事で

この関係性やそこから生まれる

体験や経験をを両者から奪っているのです

 

 

 

 

 

 

  戦いベースの生き方

 

 

 

 

 

 

 

セラピーでは過去の親子関係を

取り扱いますが

 

 

 

こういう事例だと幼少期

兄弟姉妹にお父さんやお母さんを

奪われたとか

 

 

 

誰も自分を見てくれないから

役に立ったり頑張ったりする事で

兄弟姉妹と差をつけれたり

 

 

 

 

そうする事でやっと両親に褒めてもらえたり

 

 

 

 

確かに悲しい過去はありますが

ここを理由にだから自分は

人から奪ってもいいんだという事にはなりません

 

 

 

 

違うの

 

 

 

 

本当に見るべきところは

いつも自分の意識が過去にあって

ずっとずっと自分の外側にいる

お父さんやお母さんに向いているという事

 

 

 

 

外側を見続けているから

いつも外側の他者と比べて

自分はどの位置なのか

 

 

 

 

いつも外側の何かと比べて

あの人よりいいとか悪いとか

 

 

 

 

意識が外側に向いているから

比べて、戦って、奪うか奪われるか

周りの人はみんな敵

という世界観になっていくのです

 

 

 

 

 

根底には自分の価値を一つも感じられない

自分の存在価値を認められない

ありのままの自分はいらないとか

大きな無価値をずっと握りしめていますが

 

 

 

 

 

外側に意識を向け続ける事で

無価値感、劣等感が増幅していきます

もともと無価値感があったとしても

自分が増幅させていくのです

 

 

 

 

 

なので昔よりも周りがいつも気になるし

昔よりもいつも比べるし戦うし

人間関係が勝ち負けのバトルをやめてしまったら

惨めさや恥がドバッと襲ってくるのです

 

 

 

 

 

周りからしたら何故かバトルの

リングにあげられて、エントリーされて

訳がわからないのです

 

 

 

 

これがひどくなるとクラッシャーや

フレネミーとなったりしていきます

 

 

 

 

 

 

  選ぶ前に自分のやっている事を知る

 

 

 

 

 

 

無価値感や劣等感を土台に

戦いベースの生き方で勝ち抜いてきた場合

 

 

 

 

人を動かすことができる

人を変えることができる

人をコントロールできる

という成功体験が多いのです

 

 

 

 

人はよくも悪くも成功体験が

身体に染み込みます

自分が信じるものになっていきます

 

 

 

 

自分はできるんだという

過信が生まれていくので

それを本当の自信と錯覚してしまうのです

 

 

 

 

私は自分が被害者ポジションから

抜けることで大きな変容が可能になる

とよくお伝えしていますが

 

 

 

 

もう一段深く自分を見ていきたい人や

本当に自分の力を取り戻したい人は

 

 

 

 

過信した自分と共に

自分の加害者ポジションからも

自分のやっていることを見ていくのがポイントです

 

 

 

 

人を支配したり

コントロールしたり利用したり

見下したり

腹黒ーい自分がいっぱい見えてきます

これが現実の心理的利得です

 

 

 

 

そうすることで自分の側面が

見えてくるからです

 

 

 

 

 

承認欲求が止まらないという時は

見たくない自分

そんな自分ある訳ないと

綺麗な自分、理想化した自分

等身大の自分を歪ませている自分を

 

 

 

 

自分が自分の一部や側面を否認して

認めようとしないから暴れだすのです

 

 

 

 

どこまで外側に求めれば気が済むのか

いつまで自分で受け入れないのか

自分に問いかけていかない限り終わりません

 

 

 

 

過去の親や家族関係だけじゃないのです

大人の今の自分にならないと

本当の意味で解決はしていきません

 

 

 

 

向き合いや掘り下げというのは

過去の親子関係だけのせいじゃないんです

過去だけのせいにしてはいけません

最後は自分です

 

 

 

自分の側面を知っていきたい人には

心理的利得という視点は

本当に深く私たちに理解をもたらしてくれます

 

 

 

 

自分の全部を受容していくというのは

深いテーマですが

自分を受け入れていない人は

相手を受け入れるというところには

到達しません

 

 

 

腹黒い自分を排除するという事は

自分を否認、拒絶、排除する事になります

そうなると当然ですが

相手の事も否認、拒絶、排除する事になります

 

 

 

 

自分のことしか考えない自己執着

何に執着しているかを知るって大事ですね

 

 

 

 

人と相手との関係性の中で

相手の存在や気持ちを削除していくので

人間関係は破綻に向かいます

 

 

 

 

あなたは人とどう関わっていきたいか?

ここの問いかけの答えは

いつだって自分の中にあります

 

 

 

 

最後は自分自身です。親ではありませんよ

 

 

 

 

セラピーでは深い掘り下げも

お手伝いできます(解決したい人はですが)

それではまた!!