一気に冷え込みましたね
能登の友人が心配です
暖かくして安心して過ごせるよう
毎日祈ってます
みなさんこんにちは
橋屋です
セラピーをしていると
セッションを2回、3回、と受けたあと
そう言えばこんな事があった、、、
と思い出すように健在意識に
上がってくるテーマというのがあります
真のテーマは奥にある
例えば、子育てでなやんでいる人が
子供とどう関わっていいかわからない
という悩みを持った時
幼少期にそもそも
否定や拒絶や粗末な扱いしか
受けた経験がなく
自分の気持ちをわかってもらった事
自分を親に受け入れられた事が一度もない
という人はシンプルに
私の気持ちはわかってもらえない
私は大事にしてもらえない
私は目の前の親に愛してはもらえない
私はそういう存在なんだ
というセルフイメージ
思い込みという信念を強く作っていきます
そういう人はそもそも人に不信感を抱き
人とどうする事が繋がる事なのか
どういう感覚が繋がる感覚なのかがわからず
いざ自分が親の立場になっても
目の前の我が子というひとりの人間を
受け入れるという事に苦戦し苦痛を感じます
自分がやっている事を知る
人と繋がるという事は
自分が相手の事も受け入れて理解する
相手も自分の事も受け入れて理解する
あくまでも侵入したり侵害したり
という関係性ではありません
相手を尊重するという事が大前提で
この割合やバランスがWin-Win
の事を挿しますが
これがですねトラブルが起きる
親子関係、人間関係には
必ずといっていいほど
Win-Winが崩壊しています
よくよく話を聞くと本音は
自分の事は受け入れてほしいけど
相手(子供)の事は受け入れたくないとか
受け入れてもらうために
自分の嫌な事も我慢して相手を飲み込んだり
受け入れてもらうために
あの手この手で相手や子供をコントロールしたり
相手に受け入れてもらう為に
相手に自分を受け入れさす為に
自分の人生を全部使っている
そこに全エネルギーを注ぐという生き方が
とてもとても多いのです
これは全て自分の為にやっている事です
そして受け入れてもらう
受け入れさすという言動は
事実上、相手のパーソナルスペースに
侵入したり侵害している
という事がなされていたりします
わかってもらえない
という感覚を強く持つ人は
同時に
相手にわからせたり受け入れさす為に
相手に侵入している事実が多くあるのです
これを支配・コントロールと言います
自分がやっている事にね
しっかり目を向けていくというのは
解決の一番の近道だと私は思っています
根本の尊厳が守られていない
人との繋がり方で相手へ
侵入や侵害をしてしまう人の多くに
共通しているのが
やはり自分も同じように
親に自分を侵入され侵害されてきた
という事実があります
嫌がっているのに抵抗しているのに
無理やりいう事を聞かされたり
家族や兄弟間での性的虐待や悪戯
なども多いなと思います
とても。
家族や兄弟間で性的虐待は勿論
身体に触る、じろじろみる、いじる
という悪戯も
立派な性的差別虐待
に入ります
男尊女卑や性別の否認もそうですが
女だから粗末に扱っていいとか
その価値観を母親自体が受け入れていたりすると
子供が自分の家庭内でそんな目に合っていても
目をつぶったり黙認する事も
とても多いのです。とても。
子供の方は必ず不快で
不信感で気持ち悪い、恥ずかしい、怖い
という感情や感覚を本能的に感知しますが
その時に誰にも助けてもらえない
誰にも守ってもらえない
誰にも保護してもらえない
この状況が大きなトラウマとなります
それはやっちゃいけない
と相手に怒り、注意しやめさせる事を
誰もしてくれない
そんな毎日を体験し続けると当然ですが
誰にもわかってもらえない
深い悲しみと絶望感が身にまとい
そして行き場のない怒りを抱えます
そして、この出来事をのちに
自分の母親や大人に話すという
助けを求めた時に
あんたにも非があったんじゃないの?
あんたが悪いんじゃないの?
そんな事あり得ない
と否定される場合、傷は倍増します
そもそも傷ついた状態から
もう一度、2回傷つく事になります
これはいじめ問題にもよくありますね
相談した親に大人に
信じてもらえないどころか
お前が悪いと責められる
家庭という小さな閉ざされた
空間で起きています
性的虐待や悪戯を受けて
そのままにしておくと
そもそも傷ついたことと
その後さらに傷口が広がった
という2段階で人は傷を諦めていき
恥や惨めさの感覚が増していき
そしてそもそも絶望し
自分の女性性にも無意識に否定し
閉ざしていく事も多いなと思います
母性から学ぶ受容という体験
私達の中には男性性女性性という
2つの大きなエネルギーの性質がありますが
やはりどちらも大事で女性性を
自分が禁止していると
自分が女である事に
自分自身が嫌で悪いもの
という嫌悪感を抱いたり
そこには必ず深い悲しみや
今まで我慢してきた行き場のない
怒りや恐怖という感情や感覚がありますが
受け入れる、受容していく
という女性性自体の
エネルギーが稼働しない事も
あると私は考えています
母性を学べない母性を感じない
というのは柔らかく受け入れる事や受容する感覚
がわからないのは当然かも知れません
受容するという事の代わりに
自分の意志や感覚感情を殺して
相手や逆らえないものを飲み込む
という事を学んでいるかも知れません
セラピーではこういう奥に閉じ込めていた
自分でも気がつかない恐怖心や
認知の歪みを丁寧に取り扱いますが
この時間にする事全てが
自分を受け入れるという事になります
恐怖やネガティブな感情や感覚を
無くしていく訳ではないのです
排除しているから苦しい
あるにもかかわらずない事にしているから
しんどい、自分がわからない
自分で自分の感情や感覚を避けているから
逃げる思考になってぐるぐると終わらないのです
本来なら親にわかって欲しかった
親に助けて欲しかった
親に受け入れて欲しかった
親に愛して欲しかった
それが叶わなかった
これが過去の未完了です
過去の未完了は今の拘りや執着になって
トラブルという形で出てきます
どうしても子供を受け入れたくない
どうしても相手を受け入れたくない
そこから一歩も動けない
そんな時は未完了なままの
トラウマで視野や思考が狭く
脳内がフリーズしているのもよくある話です
それではまた!!