をやったのですが、その続きになります。同作品が全く子供向け
ではなく、大人が読む「ファンタジー」ではあるものの内容的に
は思い切り「哲学小説」だということを、書きました。
私はこの小説にえらくのめり込み、感銘を受けたのです。そして
ただ面白かったで済ますのでなく、「自分もこんな感じの小説を
書いてみたい」とまで思うようになってしまいました。
ただし、同じように「宇宙を旅しながら・・」という展開では、
今の時代だと逆にありふれた設定になってしまうと考えたのです。
どうしようかと思案しているうちに、前からずっと興味を抱いて
いた「卑弥呼の後継者の台与」のことが、思い浮かんだのでした。
「そうだ。台与が哲学を語る展開にすれば良いのだ!!」と気が
つき、想像力を働かせたところ、この小説が出来上がったのであ
ります。なのでこの小説、発想の源というかきっかけは、「星の
王子様」なのであります。共通点があるかどうか、それは読者に
任せます。まあ、なかったとしても、別な味わいにはなっている
と思います。よろしくお願いします。