今年の高校野球、関東が特に緊急事態宣言が頻繁だったこと
もあって、強豪校が遠征試合に来れなかったため、実戦が足り
なかったそうです。
さらに、雨で順延が、多過ぎました。8月に前線が停滞するとい
う、超異常気象。そのため期間中も近畿の学校は地元に一旦
戻って室内練習場なりで練習できるけど、遠くの学校は宿舎に
足止めでした。
様々な条件もあって、近畿勢ばかりが4強に入るという現象。
ただその中でも、やはり智辯和歌山と智弁学園は、特に強か
ったです。そしてその2校の決勝戦と、相成りましたね。
奈良の本家智弁学園は、特に選手の質が高いです。投手の
2本柱と、前川くんに山下クンのスラッガー3・4番。対して智辯
和歌山は、同じ和歌山に市立和歌山の小園クンという高校
ナンバーワンといって良い好投手がいて、「打倒小園」で強く
なったともいえます。この1年間は。
毎年甲子園の出て来る学校なのでいつも強いのですが、今年
が特別凄い選手が揃ったわけでは、ありません。しかし、小園
クンに鍛えられた1年と、言えるでしょう。そして打線は勿論、
エースの中西クンも、小園クンという目標に近いライバルを得て、
成長した投手だと思います。重い速球が低めに決まり、スライダ
ーもよくキレます。
というわけで、地力では本家ですが、伸び率で和歌山。面白い
決勝になるでしょう。
ミスターマニアック山科ですのmy Pick