豊臣秀吉の「中国大返し」の時の驚異的なスピードがよく取り
沙汰されていますが、これも1日平均にすると60キロです。そ
れよりずっとハイスピードの進みを見せているのが、織田信長
でした。
信長は朝倉義景に最終的には勝利していますが、1度は完敗
しています。
1570(元亀元)年、越前の朝倉氏を攻めようとした織田信長
でしたが、近江の浅井長政に裏切られました。そのため信長
は、朝倉氏と浅井氏に挟み撃ちをされる形になったのです。
そこで信長は、福井の金ヶ崎城から京都まで、敗走しました。
その速さが驚異的でして、1日110キロの速度でした。
この凄いスピードの逃げ足がなければ朝倉・浅井連合軍に負
けていたわけで、後の信長はなかったのです。
戦上手ばかりが取り沙汰される信長ですが、上杉謙信にゴマ
すり作戦をしてみたり、武田信玄に対してブチ切れている家康
に対して「待つことの大切さ」を教えたり、実はかなりバラエティ
ーに富んだ顔を見せている織田信長なのでした。
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