横綱が「空位」だった時代 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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横綱が不在。それも今場所のように休場で土俵にいないので

はなく、番付にも存在しない場所。つまり横綱が「空位」の場所。

鶴竜も白鵬も体はもうボロボロだと思うので、下手をすればそ

んな場所が近々訪れても不思議はない状態ですが、過去に例

はあったのか?

 

実は意外と近いところで、ありました。平成4(1992)年の名古

屋場所から翌平成5(1993)年初場所までの4場所、番付から

横綱が消えてしまっていたのです。

 

5月の夏場所直前に横綱の北勝海(現在の理事長で八角親方)

が引退してから曙が昇進するまでの期間のことでした。

 

それより前となるとかなり遡り、昭和6年夏から7年の10月場所

までとなります。

 

ただその両方を見ると、元号が変わって何年かすると、つまり新

元号が落ち着いた頃に、訪れているのです。昭和の初めと平成

の初めでは、社会の展開がかなり早まっています。だから昭和6

年に対し平成は4年と、2年早まりました。令和の今は、平成の

初めよりまたさらに、時代の変化は早まっています。ということで、

令和3年の来年初めにはそろそろ?

 

新横綱の誕生が待たれますが、朝の山の昨日を見ると、相性の

悪い遠藤に対して意識過剰になっての負けに見えますし、どうに

もこの人、勝負弱いです。この人が第1候補となると、ちょい時間

がかかるかな?第2候補の貴景勝クンは昨日素晴らしい相撲で

復活が大いに期待できますが、故障上がりで先場所8勝ですから、

まだ今場所が0からのスタートという状態です。今場所を入れて、

最低でも3場所は昇進までかかります。

 

うーん、横綱空位は、現実味を帯びてきました。朝の山を強引に

昇進させる手はありますが、それだと金星配給が乱発されるし、

本人のためにも良くないです。まあ、本人が勝負強くなれば一番

良いですがね。

 

尚、大相撲の規定では、大関は「空位」にしてはいけない決まりが

あるそうですが、横綱にはないということです。