宇宙の約96パーセントは、我々地球人の目に見えない領域、つ
まり「ダークマター」であることが、判明しています。
見える部分は、「原子」という成分で出来ていることが、わかって
います。その原子をつくっているのが陽子と中性子だったりする
のですが、その辺は目で追うことができます。
それでは、目に見えない部分、ダークマターの正体、成分は何な
のでしょうか?それは、全くわかっていません。存在を我々にアピ
ールするものが、ないのです。
それなのに何故、その存在が判明したのでしょうか?それは、質
量、もっと平たく言えば、重力があることが、判明したからだそうで
す。
つまり、見えなくて正体や性質が何であるか全くわからないのに、
何かが存在し、その重力によって広大な宇宙の流れが変わって
いる。作用されている。ということだけが、明らかになっているわけ
です。
しかもその見えないダークマターが約96パーセントあるわけです。
そしてそのダークマターが宇宙に作用を及ぼしているわけです。
凄いのです。
なので、「目に見えない世界」を信じることの方が、信じないことより
も、はるかに科学的ということに、ならざるを得ないわけですね。