タイトルの言葉は、アメリカの心理学者で宗教家でもある、
ジョセフ・マーフィの言葉です。
意識して考えることよりも、無意識に考えることの方が、強
い。なので、無意識により良い考えが出来るように、色々
普段から意識して考えるようにする。これが、人間の成長
や上達のパターンかと思われます。
そしてこの意識して考えたものが「理性」で、無意識に考え
たものが「直観」であるということです。言われてみればそう
だし、そうなるとタイトルの言葉は、説得力が出て来ます。
たとえば、野球選手が、正しいグラブの出し方、自分に合っ
たスイングの仕方を、模索します。練習で、試してみます。
ここまでは、意識しているのだから、「理性」です。そしてこ
れだと思うものが見つかったら、体にそれを染み込ませる
ために、反復練習をします。
つまり、「理性」によってたどり着いた方法を、本能で出来る
ように、言い換えれば無意識に出来るように、もっと言えば
「直観」に変えるために、反復練習をするのです。まさに、直
観の準備が理性になっています。
野球は、1つの例えです。これと同じパターンを、人間はや
っています。或いは、やっている人が、上達や成長を繰り返
しているのでしょう。