「好きこそものの上手なれ」と「下手の横好き」の違い。 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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日本語には、相反することわざなり格言が、少なくないです。


「嘘は泥棒の始まり」と「盗人にも三分の理」などが、その典


型かと思われます。



タイトルにある「好きこそものの上手なれ」と「下手の横好き」


も、よく聞かれますね。ただこういうのは「ポジティブ」な方が


正しくて、ネガティブな方は茶化しか謙遜というのが、相場で


す。なので基本的には「好きこそものの上手なれ」の方だけ


を大切にすべきかとは思います。



ただ両者の違いを厳密に考えるなら、これは私見ですが、向


上心を伴うかどうかの違いかと思います。もっと言えば、モチ


ベーションが上がるかどうかの違いです。



好きであると同時に、”だからもっと上手くなりたい”とか、”や


りがいも感じる”というのが「好きこそものの上手なれ」でして、


それがなく、”ただやっているだけで楽しい”というのが、「下手


の横好き」でしょう。



まあ、モチベーションが上がれば上手になるのは当然でして、


スランプや壁が来ても、さらに”これを乗り越えればもっと上手


くなる”というポジティブな感情が後押しすると思います。モチ


ベーションが上がらないで、”まあ、このままでも楽しいから良


や”とあきらめながらひたすら楽しんでいるのが、「下手の横好


き」でしょう。



ただこれは、気持ちの問題だと思うのですがね。本当に好きな


ら、向上心なりモチベーションなりは、ついて来ると思います。


「下手の横好き」で満足は、出来ないものです。だからその言葉


は、格言ではなく、他人の茶化しか、本人がヤケッパチになった


時に言う言葉だと思います。



また、壁に当たった時にやめてしまうのは、本当に好きではない


からで、本当に好きなら、やめることが出来ないと思います。なの


で大事にすべきは、「好きこそものの上手なれ」だけかと思います。


ただし何故「下手の横好き」が存在するかとか、何故生じたかは


知っといて損はなく、それは「好きだけど向上心やモチベーション


がない」もので、生じた発端は冷やかし及び本人の自虐だと思い


ます。