江戸時代、船が難破して孤島に流れついた漁師たちは、アホウドリを捕まえて食料にし、生き延びたそうです。
アホウドリという呼び名は、大型鳥なのに簡単に捕獲されてしまうたもに命名されたということです。
明治以降は、アホウドリの羽毛がふとんや枕に使われ、アメリカにも大量に輸出されたそうです。
このため数が激減し、19世紀には数十万羽いたとされたのが、昭和24年には絶滅したと考えられました。
しかしその2年後に東京の鳥島で発見され、保護鳥とされて、徐々に増え続けているそうです。
といってもまだまだ少ないそう。日本人が歴史的にも散々お世話になった鳥です。大事に、恩返しをしなくては、いけません。アホウドリという名前も、失礼ですね。助けられておきながら。