性周期とストレスの浄化 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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ブログの説明を入力します。

  


「女性は性周期(生理)によってストレスや悩みといった精神のマイナス


作用も浄化させる」




これ、私は以前から、何度か聞いたことがあります。それ故、女性の方


がショックに強い。放っておいても性周期が来て過ぎ去れば、自然に


立ち直れる。しかしそれがない男は、頑張るしか立ち直る方法がない。


というのです。




男なら強くなれと言われる大きな理由は、それなのかもしれないと、思い


ました。頑張って強くならないと、自殺してしまう。実際、女は衝動的に自殺


するケースは少なくないけれど、思い悩んだ揚句の自殺はほとんどないそ


うです。多分、次の生理まで我慢すれば立ち直れるからでしょう。




科学的根拠もあると聞きましたが、その内容については知りませんでした。


しかし、昨日ある人のブログを読んでいて、ハッと思うことがあったのです。




その人によると、普段すごく優しい女性が時々信じられないほど恐くなる


ようなことがあるとしたら、それが女性の日かどうか調べてみると良いか


もということなのです。




女性の日(性周期)というのは、視床下部がめまぐるしく働き、ホルモンに


も影響を及ぼすそうで、特にブロゲステロンという女性ホルモンの分泌が


盛んになりすぎるということです。




そうなると、自律神経が不安定になり、わけもなく涙が出たり、苛立ったり


するらしいです。しかし女性の日が過ぎれば、それらは一掃されてケロリ


と元に戻るとか。




これって、冒頭の話につながると思ったのです。視床下部、特にブロゲス


テロンというホルモンが、鍵を握っているのではないか。




ということで、ブロゲステロンについて調べると、平常時は体温を維持したり


性周期を調節する他、乳腺の活性化といった女性機能の調節と同時に、


プロラクチン、オキシトシンといったストレスの浄化には欠かせない快楽物質


とも常に連動しているということなのです。




まさにこれです。つまり、ブロゲステロンの大量分泌によって、数週間のストレ


スを一気にかき集め、オキシトシンとプロラクチンを呼んで一気にそれらを


退治させる。精神的には、そういうことじゃないでしょうか。




ところで、男には、これに代わるものはないのか。本当にストレス解消の


方法は根性しかないのか。これ、ハンディを背負った男という生き物にとっ


て、大きなテーマなのです。




ただ、男と女は違うけど、違い過ぎないのも特徴だと思うのです。よく「男に


は女がわからず、女には男がわからない」と言われます。しかしこれもこの


ブログで何度も言わしてもらっているのですが、まるでわからなかったら


全く興味も持たないし、けんかにもなりません。




或る程度わかるから、わからない部分がじれったかったり神秘的だったり


するのです。そして何とかわかろうとして恋をするのです。




つまり、男にも周期に代わる対処法があると思っているわけです。私にと


ってのそれが、二日酔いなんです。なんて言ったら、これまでの話がぶち


壊しですかね。ただ、二日酔いでセロトニン不足の日って、私の場合、苛立


ちやすい、落ち込みやすいってだけじゃなく、やたら涙もろくなるんですよ


ね。つまりわけもなく涙が出る。しかし、酒が抜けると飲む前にあったストレス


も忘れる。




これって、女性の日の症状に、似てませんかね?