コカコーラは元々二日酔いの特効薬として作られた。 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

ブログの説明を入力します。

19世紀の終わり近くの話です。アメリカのバージニア州に、ペッパー

という名の警部(もう古い?)ならぬ医師がおりました。彼は、薬局も、

経営していました。


最近は日本のドラッグストアーも色々なものを売るようになりました

が、アメリカでは昔からそれが当たり前で、特にソーダ水などは、薬

と並んで重要な売り物のひとつでした。


ペッパー医師の経営する薬局に、一人の、ソーダ水作りに情熱を燃や

す若者が、雇われていて、彼はやがてペッパー医師の一人娘と恋に

陥ります。


しかし医師のペッパーは、経営上仕方なくソーダ水を売っていただけ

で、薬よりも一段ソーダ水を低く見ていたため、彼と娘との交際を認め

ないどころか、彼をクビにしてしまったのです。


クビになった若者は、テキサス州ウエイコという所に引越し、そこで

再びソーダ水を作って売る仕事に就きます。彼の心の中では、ソーダ

水作りに対しても、ペッパー医師の娘に対しても、情熱は衰えるどこ

ろか、逆に燃え上るばかり。


やがて、中に入れる香料に新しい配合を思いつき、自信のソーダ水

が、完成します。彼は当て付けに、ソーダ水の名を恋人の父親の名

と一緒にしました。いわば、挑戦です。ソーダ水の価値をわからせよ

うという。


それが、「ドクター・ペッパー」です。ドクター・ペッパーは大ヒットし、

アメリカ全土で年間10億本以上売れるまでになり、若者は恋人と

の結婚を果たしたのでした。


ところで、このドクター・ペッパーが発明された翌年、ジョン・S・ペンパー

トンという薬剤師が、二日酔いと神経過敏症の特効薬として水薬を

調合したところ、それがソーダ水としてやはり大ヒットするのです。


このソーダ水が、コカコーラでした。コカコーラの方が、後なんですね。

しかも、薬として作られたのです。コーラが二日酔いに効くという話、

聞いたことがないのですが。試してみますか。それとも、薬としては、

失敗だったのでしょうか。


その辺のところ、今日の日曜、二日酔いの方も少なくないと思われま

すので、コカコーラをのんでみては、いかがでしょう。


今日は先日と違い、早く目が覚め過ぎたのではありません。昨日の

帰りが、24時近くなったのです。それで、寝る前に、更新をしてしま

ったわけであります。それでは、私はひとまず寝ようと思います。


アルコールを全く口にしていないので二日酔いになりようがないです

が、近々飲みすぎる予定はありますので、翌日改めてコーラを吟味

しようと思います。