血液型性格判断を最初に言い出したのは欧米です。 | 山科薫マニアックな世界を楽しみましょう

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何年か前、血液型性格判断は当てになるかというテーマの特別番組を、

見ていました。


その中で目を引いたのが、「A型はホームラン打者に向かない」という項目

でした。それによると、通算400本以上ホームランを打った人、また、ホー

ムラン王を獲った人の数が、A型は極端に少ないそうなのです。


それが根拠となっているのですが、一方で、反論側のデータも示されまし

た。通算200本以上と言うところまでハードルを下げると、A型も全く変わら

ない数になるということです。


だから、一概にホームラン打者に向かないとは言えないという方向に、番組

の話は進んでいました。


しかし、私は、これこそ性格の特徴を如実に物語っているデータだと思うの

です。通算200本以上の人の数が同じということは、確かに肉体的資質は

変わらないのでしょう。ところが、その上で一気に差が開くというのは、内面

の違いが一番の原因と考えるのが妥当ではないでしょうか。


たとえば、A型には、欲があまりない。また、タイトルが少ないということは、

タイトル争いのプレッシャーに強くない。また、個人タイトルよりもチームプレ

イを優先してしまう。そんな性格につながるデータだと思うのです。


よく、欧米人は血液型性格判断に興味がないと言う人がいますが、最初に

それ(血液型性格判断)を言い出したのは、ドイツのF・シュッツとF・ヴォー

リッシュという二人の学者なのです。


ただそれが、知識人にA型が多くて犯罪者にB型が多いなどという大雑把

で差別ともつながるような内容だったため、当然反論が出ました。


その後、ヨーロッパを中心に、論争が続いたそうです。最初は、それぞれの

血液型の褒め合いけなし合いという幼稚なものだったのが、次第に遺伝子

学を元にした科学的根拠も示されるようになっていったということです。


しかしそうなると、今度は難しすぎるということになりました。一つの仮説が出る

と、また反論するような別の仮説が出るといった感じで、収拾がつかなくなった

そうです。そして結論が出ないまま、議論が放棄されてしまった。というのが、

欧米の真相のようです。


つまり、何となく科学的根拠はありそうだが、難しいし、あまりに細分化して考え

る必要があり過ぎるので、明確な結論は出ない。出ない以上、あまり取り上げる

べきものではない。ということです。だから、まるで否定しているとか、無視して

いる、というわけではないのです。日本以外の国も。


ところで、私事ですが、昔ピンク映画の撮影の時、昼食が中華屋でした。或る

女優さんが、餃子を注文しました。すると、ベテランで、血液型の話が好きなA型

の男優さんがいいました。


「B型でしょう」

「そうですけど、何故わかるんですか?」

「これから絡みって時に、A型は餃子はたべないよ」

「あっ、いけない。やめよう」


しかし、彼女の絡みの相手は、私でした。

「いいよ。俺もB型だから、気にしない」

「でも、やっぱり」

「じゃあ、俺も食べる。両方で臭えば恐くないだろう」

「ああ、それ、いい」


ということで、解決しました。その場にいたA型の人全員が、「やっぱりB型にはつ

いていけない」と言いました。私も、にんにく臭いのが、嫌じゃないわけではありま

せん。でも、堅苦しい思いをするのが、その何倍も嫌だっただけなのでした。

ちなみに、そのA型の先輩男優さんとも、大の仲良しです。