何が起きたか解らなかった
私の身に……
私が、茫然としていると
龍馬「〇〇…生まれてくるんじゃな?」
龍馬さんは
「まいったのう…」
と、口では言ってるが、顔は喜んでる
枡屋さんも、どうしたものかと考えあぐねて
枡屋さんは、女中に産婆さんを連れて来るように言った
新撰組が、側まで来てるのに…
こんな時に、なんて間の悪い
そんなことばかり考えてると、陣痛が襲ってきた
産婆「まだ力んだらあかんよ…もう少し、してからや」
って、言ってるけど、それどころではない…
産婆「まだやって言うてるやろ!!」
〇〇「だって……龍馬さんを、新撰組が捕まえに来てしまう……」
産婆「…阿呆なことぬかし!!旦那のことより、子供の事を考えなはれ!!」
龍馬「〇〇、ほうじゃ、わしのことは考えんで、生むことに専念してほしいがぜよ」
龍馬さんの言葉に温かい声に私は落ち着きを取り戻した
その時
翔太「え!?龍馬さん!?何で逃げてないんですか!?」
翔太くんが青い顔をして龍馬さんを見ていた
龍馬「〇〇が産気づいた…わしの子が生まれてくるぜよ!!」
龍馬さんは、穏やかに笑って私の頭を撫でてくれた
産婆「あんさんは、出て行きなはれ!!言うたり!!産気づいた女がおるんやと」
産婆さんは、新撰組が好きではないことが解った
翔太くんが部屋から出て行こうとした時
ドカドカと部屋に何人もの人が入ってきた
沖田「抵抗するなら斬ります」
沖田さんの声がして、襖に3人の目が集中した
襖が開き
沖田「え!?〇…〇〇さん!?」
土方「な、何!?」
新撰組の人達が部屋にドカドカと入ってきた
産婆「ええ加減にせえ!!赤子が生まれてくると言うのにあんさんらは…また…まだ、力を入れたらあかんて!!あんさんは死にたいんか!?赤子が生まれても抱かれへんよ!!」
私は涙を流しながら、沖田さんや土方さんに震える唇を噛み締めて
〇〇「出て行って…この人は…渡さない…絶対に…」
涙は止まることも知らずに、流れる一方だった
そんな私を沖田さんと土方さんは見て部屋を出て行った