お久しぶりです。更新をかなりサボっており2年以上が経過してしまいました

前回の新潟編が完結していないわけですが画像データをパソコンに移してしまいすぐに更新できないこともあり近況報告ということで・・・

春休みに行った旅行の様子をどうぞ


2024年3月21日 本日は西鉄電車に乗りに福岡県へ向かいました。


まずは新横浜駅から博多駅まで新幹線で移動します。スマートEXを利用することで割引で乗車ができ、通常は普通車指定席が23480円のところ17720円で乗車が可能です。

新横浜駅は7:31発です。

名古屋駅手前。近鉄が見えます。

岡山駅。115系などが見えます。

終点博多駅には12:09着。5時間弱の乗車です。

到着時にはお昼になっていたので新幹線駅構内でかしわうどんを食べました。

福岡市営地下鉄で天神に移動しました。地下鉄空港線天神駅または地下鉄七隈線天神南駅から西鉄福岡(天神)駅に乗り換えができます。

天神からは西鉄電車に乗車します。
ホームに到着すると9000形の大牟田行き特急が停車中でした。福岡天神駅3番線今年に入って昇降ロープ式のホームドアが設置されました。

基本的に日中時間帯の特急はクロスシートの3000形を使用するのですが検査などの都合で代走となる場合があります。9000形はロングシートなので一本見送って3000形を待ちます。特急は30分間隔での運行のため待ち時間は長いです。


こちらは小郡行き急行で3000形2+3の6両編成で運行。小郡行き急行は筑紫で普通に種別変更するのが特徴です。


2010年までは
直行快速急行も運転されていましたが現在は特急急行普通の3種別で運行されておりその中で急行に複数の停車パターンが存在します。
例)

・小郡発着急行→筑紫~小郡間は普通
・筑紫行き急行→二日市から普通
・津福行き急行→久留米から先は普通
・津福発急行→筑紫まで普通
・聖マリア病院前発急行→久留米まで普通
・平日朝の福岡天神行き急行→高宮、平尾停車

3000形運用の特急がやってきました。


3000形特急は6両編成での運転で、今回は3+3の6両編成ですが2+2+2の6両で運行する場合もあります。
西鉄で唯一転換クロスシートを搭載しているのが特徴です。

二日市~久留米間は15分無停車で時速110キロで飛ばすためかなり速いです。

薬院、大橋、春日原、二日市、の順に停まり西鉄久留米駅に到着しました。


撮影日は3月21日ということで久留米駅の運賃表には新規開業の桜並木駅、名称が変更された聖マリア病院前駅が書かれています。


折り返しは急行に乗車しました。車両は5000形で西鉄天神大牟田線最古参でありながら最大勢力であり今でも頻繁に見かけます。


二日市駅

二日市で大宰府線に乗り換えます。こちらも5000形で3両編成です。


5000形は3両編成と4両編成が在籍し、連結して3+3の6両や3+4の7両で運行される機会も多いです。


大宰府線は線内折り返し運転が中心ですが、朝やお正月ダイヤの際は福岡天神からの直通列車も運行されます。特にお正月ダイヤの際は「初詣号」のヘッドマークがつきます。(画像は1月3日撮影)


大宰府駅

大宰府天満宮です。個人的に中学校の修学旅行で訪れたスポットでもあります。



二日市駅に戻ってくると6000形と7000形を連結した普通が停車していました。



2024年3月のダイヤ改正で4ドア6両の運用ができたことで定期的に見られるようになりました。6000形は5000形と外観よく似ていますが大きな違いはドア数です。


西鉄は基本的に3ドアですが6000形の登場した1993年は福岡天神駅の改良工事により折り返し時間を短縮する必要があり6000形は4ドアとなっています。外観上は他にもスカートの形状や窓が一段下降式である点などに違いがあります。

この他にVVVFインバータ制御方式を採用した6050形も存在し、基本的には6000形と共通で運用されています。


7000形は甘木線などでのワンマン運転に対応している点が特徴でこちらも4ドアです。6000形と6050形は3両編成と4両編成が、7000形は2両編成が在籍し、今回は4+2での6両編成でした。6000形、6050形の3両編成は4両編成の付属編成的な役割で使われるとこが多く6000形3+3での6両編成はあまり見かけません。また、2010年までは4+4の8両運用も存在しましたが現在は7両が最大です。

そして普通列車で新規開業した桜並木駅にやってきました。2022年にこの付近は高架化されておりかなり綺麗な駅です。





福岡天神に戻ってきました。津福行き急行が停車中です。久留米で普通に種別変更を行うため津福は本来急行通過駅ですが終着駅になっています。



こちらは柳川観光列車の水都。通常の電車と混ざって運行されており無料で乗れます。3+3の編成ですが実質的には6両固定で運用されており大牟田方先頭車には幌が設置されていません。


運行予定はホームページで確認が可能です。

この日は地下鉄東比恵駅のアパホテルに泊まりました。東比恵は博多、福岡空港まで一駅で行くことができるアクセスの良い駅です。



ホテル目の前にラーメン屋があり豚骨ラーメンを食べました。特有の匂いが地下鉄の駅構内にまで充満していてなかなかです。



翌日も地下鉄で福岡天神にやってきました。


ちょうど大宰府観光列車の旅人が停車中でしたが大宰府とは直接関係ない小郡行き急行に充当されていました。


本日は特急を大牟田まで乗り通したいと思います。そして3000形2+2+2の6両編成通称ブツ6がやってきました。


6両編成でパンタグラフを6基搭載した姿はかなり特徴的です。


この場合先頭車両が電動車になるので前面展望を見ます。西鉄特急は福岡天神を出ると薬院、大橋、春日原、二日市、久留米、花畑、大善寺、柳川、新栄町、終点の大牟田の順に停車します。

福岡天神、薬院は10両編成程度が停車できる長いホームで地下鉄と乗り換えができるため利用者数も多いです。



春日原駅は2024年3月改正で新たに特急停車駅に追加された駅です。ひとつ前の大橋も2017年に追加された駅で近年は福岡市近郊において停車駅が増加傾向にあります。特に福岡天神~二日市間では急行との停車駅の違いは下大利駅のみとなっています。


二日市です。大宰府線との乗り換え駅で4面5線の立派な駅です。今回は本線に入線して接続の普通が副本線に入っていますがお正月などは大宰府線と対面で乗り換えができるように副本線に特急を入れる場合があります。

二日市~久留米はかなり飛ばす区間であり線形がかなり良いです。



急行や普通列車の終着駅にもなっている筑紫駅や小郡駅も通過します。


筑紫と柳川に車両基地があります。

この他甘木線と合流する宮の陣駅も通過します。甘木線、大宰府線ともに利用者の多い福岡天神側からではなく大牟田側から分岐するのが面白いところです。

これを利用して甘木線直通の列車が末端区間で普通列車の役割を担っており、日中は大善寺で福岡天神発の普通は全て折り返しとなるため大善寺より先は福岡天神発の特急と甘木線からの2両編成ワンマンの普通がそれぞれ30分間隔で走っています。


この後久留米駅と花畑駅に連続て停まります。日中の急行は全て花畑駅で折り返しです。


花畑の次は2024年3月のダイヤ改正で試験場前駅から改名した聖マリア病院前駅を通過します。


2024年1月撮影

ここを通過すると単線区間に入ります。この影響によりラッシュ時には津福行きや聖マリア病院前始発の列車が運行されます。


津福駅を通過。

天神大牟田線では聖マリア病院前駅~大善寺駅と蒲池駅~開駅が単線です。単線区間でも速度を落とさずに110キロで飛ばします。

2両編成を3つ繋げているため車両は全て先頭車両で連結面も渡れます。


山陽5000系や313系5000番台と同じくドアに近い座席を含めて全ての座席が転換するタイプです。

JR鹿児島本線と並行して走りながら終点大牟田に着きました。福岡天神からは約1時間の道のりです。


連結面です。前面が傾斜しているため幌も独特な延び方です。


2006年~2016年にかけて製造された車両ですが幕式の方向幕です。

大牟田駅は頭端式のホームで番線はJRと連番です。また、全区間でJR鹿児島本線と並行しておりライバル関係にありますが直接JRと乗り換えができるのはここ大牟田駅のみです。

大牟田では撮影日翌日で引退したSL人吉をたまたま見ることができました。


この後は博多まで移動して次の目的地に向かいます。

後編につづく