愛しいK~人工死産とその後の記録~

愛しいK~人工死産とその後の記録~

滋賀県在住。二人の娘と、お空へ還った息子のママ。
妊娠中に息子に致死性の病気が見つかり、2020年5月に21週で人工死産しました。
滋賀県東近江市を拠点として、赤ちゃんとお別れした方のためのサポートグループ「さぼてんのはな」を作っています。





気づいたら仕事復帰してから、1年が経とうとしています。



最近、すごく疲れやすくって、今日は久しぶりに息苦しく感じて、子どもの風邪で仕事は休みをもらったので、何もせず1日子どもと一緒にぐだぐだ、ゴロゴロしていました。



やらないといないこともたくさんあるけど、一旦今日は私も休もうかなって思って、何もしないことにしました。



なんで最近こんなにしんどいのかなーって考えてて、季節の変わり目で疲れてるのもあるし、いろいろ疲れ溜まってるのかなーとか、理由探しをしていましたが、自分の日記(時々書き殴ってる下書き)をふと読み返すと、やっぱり時々定期的に落ちてる自分に気が付きました。



Kとお別れしてから4年が過ぎて、落ちる頻度(間隔)も程度も緩やかになってきて、自分でも無意識に昔の自分に戻ってるような感覚になっていたのかもしれません。



でも、昔の自分だったら、どうだったんだろうか。
それはもう分からないけど、でもやっぱり昔よりは、傷つきやすくなってるし、少しずつ心に溜まっていく石みたいなものがいっぱいになってくると、充電期間、休息期間が必要になった気がします。



仕事してる時はがむしゃらでなんとかなってるけど、仕事が終わった後の疲労感はやっぱり大きい気がします。
まぁ、昔の自分(Kとお別れする前の自分)と年齢も違うので、単に年齢による疲れやすさももちろんあるとは思いますが。




理想の自分(もっとこうできたら、もっとこうしたい)というのはありますが、そこまでいけなくても自分を許すということを、最近は少し厳しくしていたような気がします。



気持ちと、心と、体のバランスは、自分が思っているよりまだまだ傾きやすいんだなぁ、と思いました。



改めて考えれば、Kとお別れして、そのあと3年くらい仕事せずに過ごして、いろんな条件が整って仕事復帰したけど、そりゃ急に何事もなかったように社会復帰できるわけないよな〜って感じで。

私は、私には、それが今の精一杯!
よく頑張ってきた!自分!
案外、自分の状態に自分で気づけたら、ほっとして頑張れたりもする。
見て見ぬふりしたり(無意識に)、そんなことないって向き合えないのが、一番心が辛かったりする。




9月はKの出産予定日だった月。
ちょっと一息つこう。