居酒屋さんのテーブルで記念撮影しようとすると、どうしても画角が足りなくて、全景が見えないフラストレーションを感じてましたが、パノラマ撮影機能を使えばええやん! と気付いてから、多用しています。
18歳からの知り合い達ですから、お互いのことも良く分かってるし、ほんの少しの事でも顎が外れるほど笑いあえる関係。大切にしたいものです。
話の中で、「江川は、最近 どんな小説を読んでるんや?」って話題になり、昨年の夏以来、怪奇系の本ばっかり読んでるけど、そろそろ飽きてきたところ。
「怪奇系でなくてええから、なんぞオススメはあるか」と聞くと、「もう古いから中古やったら安く買えるし、ラッシュライフなんかどう?」
「それはどんな物語? オレ、バッドエンドとか女性が性的にキツい事される物語は、小説も映画も途中でやめちゃうから」
と確認すると、「これは大丈夫」って事で読み終えたんですが、面白かったですね~
映像化もされてるようですが、原作が面白すぎるせいか、映像の方は酷評されまくってますが。
物語としては、一つの駅を中心とした場所で、すれ違う程度の他人同士が、少しづつ影響されていき、一つの物語になっていく感じ。
管理人が会社に向かうために駅へ歩いている。
目の前の女性が、躓いて転んだとすれば、助けたり、転がったカバンを拾うくらいはするでしょう。
その影響で、いつも乗ってる電車に乗り遅れたとしたら…
女性を助けず、いつも通りの行動をした管理人。と、乗り遅れた管理人。という風に、運命の分岐点ともいえるわけです。
こういう他人との交わりを、視点を変え続けて書かれています。
「あ! あの時の錯乱した女性は、ここに繋がるんか」
と、本の中の主人公たちは、自分の人生を賭けて東奔西走してるのに、読み手の自分だけが、俯瞰で眺めつつニンマリできる感じ。
管理人と同じく、ゲームが大好きな人は、「それって、あのゲームと同じとちゃうか?」と感じませんか?
サウンドノベルというゲームジャンルに、燦然と軌跡を残す「街」です。
実写写真にサウンドと文章を被せ、選択肢を選ぶという形で、ゲームが進みます。
内容は、ラッシュライフの説明と同じ。
ゲームの主人公達の行動を、少しづつ変えていくことで、その他の主人公の人生に影響を与え、最終的に全員をハッピーエンドに導くゲーム。
1998年という、それこそ大学生のころに発売され、大学から帰宅して、没頭したものです。
もしかして、と。
新居をゴソゴソしたら、まだありましたよ。
せっかくやし、久しぶりに遊んでみようかな~