涙を流すことで、ストレス発散になるのは有名な話。
どうやら、泣くことで脳内からエンドルフィンという鎮静作用の強い物質が分泌され、すっきりした気分になれるメカニズムのようです。
管理人は基本的にポジティブ思考。
人からも「プラス思考よね~」と言ってもらうことが多いのですが、実はよく泣きます。
と言うか意図的に泣きます。
選手時代から、大会の前日の夜に泣くことで、意図的にすっきりして、きちんと睡眠できるようにしてました。
泣くのには、映画が一番 てっとり早いですよ。
管理人にも、これを見れば絶対に泣けるってチョイスがあります。
邦画では壬生義士伝が鉄板なんですが、その話を美容師さんにカットしてもらいながら伝えたところ、美容師が異常な食いつきを見せまして。
「だったら江川さん! 絶対に小説を読むべきです。映画では語りきれなかった部分が補完できます。しかも小説は3部構成で、壬生義士伝 → 輪違屋糸里 → 一刀斎夢録と続く、ファンには贅沢な世界が広がります!」
と、教えてくれました。
早速、Kindleで購入し、輪違屋糸里だけは「ちょっと女性が酷い目にあいます…」と管理人の苦手なストーリーがあるって教えてくれたので、上記の2冊を購入。
いやぁ~ 泣いた

一刀斎夢録は泣きませんでしたが、壬生義士伝は映画以上に号泣。
いつも通勤の電車内で読むんで、感情を抑えるのが大変でしたよ

150年前と言えば大昔のようにも感じますが、恥ずかしながら管理人も40歳間近ですから、その3倍と少々と思えば、それほど大昔ではないような気もします。
こういう人達の、文字通り「命を掛けた」生き様に涙を流し、管理人はすっきりして、今日もぬくぬくと過ごすのです。
ところで、一刀斎夢録に頻繁に出てくる「原 敬」さん。
第19代の内閣総理大臣です。
なぜ明治維新が中心のストーリーである一刀斎夢録に出てくるかというと、明治維新の勝者と言えば「薩長」と言われる、薩摩と長州で、維新後の政治は薩長出身者ばかりが幅を利かせ、登用されていたのが、ついに薩長以外の人間が内閣総理大臣になった、日本の内政上、とても大きな変化を象徴する人物だからだそうです。
この原敬さんは、大正10年に東京駅構内で刺殺されてしまうんですが。
今でも、刺殺された現場には、印が残ってるんだそうです。
面白いなんて言うと不謹慎ですが、なんか過去から現在まで、歴史は繋がってるんやなぁ… とシミジミ感じます。
東京駅には、もう一箇所 浜口雄幸って首相が銃撃された場所もマーキングされてるらしい。
ちょいと、東京駅を深夜に歩いたりするのが怖くなりますね…
一回しか行ったことないけど。