高い買い物でなくても、新しいキッチン家電を買うとワクワクするものです。
管理人は米好きですが、相方がトースト好きでして。
自宅にあったお安いオーブントースターは、かなり酷使されておりました。
昨年のクリスマスに、友人宅に遊びに行った時。
友人もトーストが好きらしく、毎朝 食べるんやし、高級なオーブントースターが欲しい! って話題が出まして。
これが友人が欲しいトースターらしいですが…
世の中には、恐ろしいオーブントースターもあるもんです。
20000円オーバーなんですから、トーストを焼くだけでなく、色々な機能があるかと思いきや、パンを焼く機能だけに特化されてるそうです。
もし友人が購入したら、一度 食べさせていただきたいものです。
「うちも欲しいのなら、トースターを買い換えてええんやで」
と伝えてから、倹約家の相方には珍しく食指が動かされたようで。
ネットで色々と情報を集めて…
こちらを購入しました。
なんでも、安価なオーブントースターは熱を発する部分が1000Wでガラス製のようなのですが、パンの中の方にまでふんわり温かくするには、1300Wで遠赤外線のものを選ぶ必要があるのだそうで。
どや顏で、食パンを出されて「美味しくない!? 中までフンワリになってるでしょ!?」と言われると、「うん! 美味しい! 全然 違うやん!」と応えますが、もちろん全然 違いは分からない。
でも管理人にとって、オーブントースターを買い換えて嬉しいのが、フライ物の温め直し機能が素晴らしいのですよ。
今までは、電子レンジでチンして温めて。オーブントースターに入れ直して、表面をパリっとさせてましたが、新しいオーブントースターなら、遠赤外線が効いてるのか、表面パリパリ、中がフンワリにしてくれた上に、余分な油を落とせるのでヘルシーな気がします。
このオーブントースターを買ってから、管理人の「料理人ごっこ」が始まりまして。
皆さんも、休日に遊びに行ったりしてる間に、時間が夕方になってしまい、「今日の晩ご飯は外で済まそう」って日があると思うのです。
幸大朗が産まれる前なら、そのまま居酒屋さんに行ってたんですが、今はできないので、スーパーでお惣菜を買って帰るのですが、うちの相方は本当に食が細いうえに、自分が食べたいものを決めれない人なんですね…
隣にいる管理人が「今日はチキン南蛮にしよ~」と、5秒で決めちゃうと、自分も早く決めねば… とプレッシャーになって、余計に何を食べればいいのか決めれない… と。
こういう時に、「料理人ごっこ」です。
相方には、お惣菜売り場から離れさせ、管理人が勝手に、海老の天ぷらやら、カキフライやら。5、6種類を見繕い、勝手に購入。
帰宅後、相方を座らせ、ノンアルコールビールを出した後、頑固な江戸っ子 料理人が切り盛りするお店「江戸料亭 大志」オープンです。
さも自分で揚げてるような雰囲気で、オーブントースターで温め直したのを、少しづつ相方に運びます。
頑固な江戸っ子なんでね「いらっしゃい!バカヤロウ!」
料理を出す時も「おう! これ食っちゃえ!」てなもんです。
相方は、例えばカキフライが食べたくても、カキフライを一個だけでよかったりするんです。でもカキフライが四個パックやと、食べ切れないので、売り場でも手を伸ばせない。
なので、うずら卵フライなんかも、串から外し、一個だけ「烏骨鶏の卵が揚がったよ! さっさと食っちゃえ!」と、少ない量を、ちょこちょこと出し続けると、思いの外 たくさん食べれたりするんですね。
一種類のフライ物を食べるのではなく、色々な種類で、次に何が出るか分からないというのが、相方には居酒屋でおまかせメニューを頼んだようで楽しいみたい。
フライ物だけやと胃がもたれるので、時にはお刺身も出しますが、何種類も買ってられませんからね。
「大将オススメ 本日のお刺身」として、「オレが築地で選んできた逸品だよ! 食っちゃえ!」
相方が食べ切れなかったフライ物の残りは、一気に温め直して、管理人が食べます。
管理人は偏食なんで、何フライだとかは関係なく、「美味しい揚げ物」で一括りです。
お菓子を買う時にも、それぞれの嗜好の差が如実でして。
相方が買うお菓子は、管理人からすれば「結局、何味なのコレ?」というのが お好き。
管理人は、偏食ですのでね。
色々な味は必要ないです。おでんも、卵と竹輪が10個づつあれば、それで良いのです。
夫婦は似てくると言いますが、この違いが似てくるには、数百年かかるのではないでしょうか。