10月31日をもって、また一つ 国内の電子書籍サービスが終了しました。
書籍にせよ、ゲームにせよ。
ダウンロードでの販売というシステムは、絶対に間違えてはいないのです。
にも関わらず、TSUTAYAがサービスを終了。
2013年には楽天が運営していたRabooがサービスを終了。
ローソン系のアルパカブックスという電子書籍サービスも終了しているのです。
なぜ、普及しないのか??
管理人が思う理由は二つ。
一つは、サービスを提供する各社が、それぞれ独自の電子書籍データであること。
A社で買った電子書籍は、A社の電子書籍端末でないと読めないのです。
皆さんがお持ちのスマホ。
日本では二人に一人はAndroidスマホでしょう。
このAndroidスマホとは、AndroidというOSを搭載したスマホということで、Android OSは、パナソニック製のスマホでも、SONY製のスマホでも、端末を選ばず動作します。
その使い勝手の良さから、iOSを搭載するiPhoneと双璧になり得るのです。
もし、パナソニックのスマホにはパナソニック OS。
SONYスマホには、SONY OS。というように、それぞれが単独のOSを持ち、それぞれのスマホで購入したアプリが、使い回しできないと仮定したら。
iPhoneと双璧となれるでしょうか?
日本で、電子書籍を本当に普及させたければ、日本で販売される電子書籍データのフォーマットを一つに統一して、電子書籍リーダーを買い換えても、今までのデータが無駄にならない様にしなければいけません。
もう一つの理由は、値段です。
半沢直樹シリーズの最新刊で言いますと。上が書籍。下が電子書籍。
紙に印刷するコストも、輸送するコストも。本屋さんに陳列するコストもない電子書籍が、この値段。
この価格差で、ダウンロード販売が普及すると思う経営者がいたら、単純に頭が悪いのです。
印刷業界、小売業界を守りたいという名目はあるのでしょうが、それによって、新たな販路から目を背けたままでは、Amazonが展開するKindle電子書籍に、市場を席捲されるかもしれません。
利用者にとっては、AmazonのKindleで電子書籍を買えるのなら、困らないのが実情ですが、Amazonは日本の法人ではないため、日本人がAmazonでどれだけの買い物をしても、Amazonは日本に法人税を払いません。
将来、書籍はダウンロードで買うのが当たり前というニーズになった時、Amazonの電子書籍シェアが完成していたとしたら、それから巻き返そうとしても不可能です。
もう少し危機感を持って、各社が独自にがんばるのではなく、オールジャパンで戦って欲しいと思うのです。
同じことが、ゲームのダウンロード販売にも言えるのです。
パッケージ版が5000円であれば、ダウンロード版も5000円という価格設定がまかり通ってます。
管理人は、最近 パソコンゲームデビューをして、PS4やWiiU、XBOX ONEという次世代ゲーム機への興味は衰退気味。
PS4は、2014年8月に、発売から9ヶ月で世界出荷台数1000万台突破という大人気っぷりです。
目も眩むような数が売れてて、すごい数の方がPS4で遊んでると思うのですが。
パソコンでゲームをする場合、大多数の方がSTEAMというサービスを利用します。
パソコンゲームをダウンロードで発売してくれるサービスなんですが。
会員数が1億人を突破してるらしい…

文字通り桁違いです…
それも、そのはずでして…
毎週、なにかのゲームがセール価格で売り出されるんですが…
80%OFF…
安ければ、なんでもいいってわけでも無いですけど、これが正しいダウンロード販売の価格設定だと思うのです。
電子書籍にせよ、ゲームにせよ。
発売から半年は、同じ価格設定でも、それ以降はダウンロード販売は半額になる、とか。新たな挑戦をすれば、新刊で売れた後でも、もう一度 購買意欲を刺激する起爆剤になると思うし、現物の書籍派との住み分けもできると思うのです。
早く読みたければ現物の書籍。
半年、我慢すれば、安い電子書籍。って感じで。
管理人より、遥かに頭の良い人たちが関わってる事業でしょうから、「サービス開始~」「売り上げ低いから終了~」という、場当たり的な事を繰り返して欲しくない、と痛切に思わずにはおれません。





