花火大会 真咲編 | やさしい時間

やさしい時間

ときメモGSの妄想小説です。

ネタバレなSSもアリ。
一部限定公開もアリですのでご注意を……。

【花火大会】

真咲 ときめき状態
8月第1日曜に真咲と花火大会に行く約束をしている
花火大会当日に発生


真咲「さすがに凄い人出だな。○○、はぐれんなよ」

デイジー「は、はい!」

真咲「この少し先に良いスポットがあるんだよな~。…あ」

デイジー「きゃっ!」

 人波ではぐれてしまう二人。

デイジー(ど、どうしよう?真咲先輩とはぐれちゃったよ…)

??「カ~ノジョ。どうしたの、そんなにキョロキョロしちゃって」

デイジー「え?」

ナンパ男「もしかして誰かとはぐれちゃったの?だったら、オレと一緒に花火見ない?」

デイジー「あ、あの…」

ナンパ男「オレも迷子になっちゃったんだよねぇ。迷子になった者同士、仲良くしようぜ」

デイジー「こ、困ります…!」

ナンパ男「いいから、いいから」

??「おい、何やってんだ!」

ナンパ男「あ?誰だ、お前?」

デイジー「真咲先輩!」

ナンパ男「関係ない奴は引っ込んでろよ。この子はオレと…」

真咲「…おい、お前。良いのか、そんなことしてて」

ナンパ男「は?」

真咲「こういう賑やかな場所はな…集まってくるんだよ」

ナンパ男「な、何が集まってくるって言うんだよ?」

真咲「ふっふっふ…。今日は特別に教えてやろう。ほら、お前の後ろに……」

ナンパ男「ギャー!やめて!オレ、その手の話は苦手なんだよぉ~!!」

 ナンパ男退場。

真咲「はっはっはー、馬鹿な奴だな、賑やかな場所に人が集まってくるのは当たり前なことなのに。○○、大丈夫だったか?」

デイジー「は、はい!ありがとうございます!」

真咲「いや、俺が悪かった。お前と良い位置から花火見ようとばっかり考えててお前の事見失っちまった。ごめんな」

デイジー「そんな…。私もぼんやりしてたから…」

真咲「どんな場所でも、お前が一緒じゃなきゃ意味ないのにな」

デイジー「え?」

真咲「あ、ほら!そろそろ始まるぞ!!(照)」

デイジー「はい!(真咲先輩、今なんて…?)」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


花火大会トピ用ネタ第2弾。

真咲先輩の、さらっとクサい台詞を吐いた後の照れっぷりが好きです(笑)
そんなに照れるなら言わなきゃいいのに…とか思いながらニヤニヤしてしまいます( ´艸`)