今日も、私の話を聞いてくださってありがとうございます。

 

教員免許更新講習をeラーニングで受講している。前期3講座、後期2講座と2回に分けて受講。5講座まとめて1期で受ける人も多いみたいだが、万が一できないと困るし、前期の試験時(8月)は、子どもがまだ授乳中心だと思ったので、試験にかかる時間をできるだけ短くしたかったというのが理由だ。

 

と、前置きはさておき。

 

怒りに任せて書きたいことがある!!

 

eラーニングの質だ!!

 

講義の内容そのものは悪くない。多くの講座が(すくなくとも私が受講したもののすべては)大学の先生が講義をされており、専門家の話が聴けるという点では満足している。

 

しかし、その講義の構成というか、資料の内容というか、そういうものが雑なものがある。

 

〈前後期を通して納得できないこと〉

①講義資料として印刷するパワポのスライドが雑。

 →アニメーションを使用するのはいいが、吹き出しなどがかぶって、大事な部分が隠れている。

 

②スライドの資料が雑。

 →一覧表だの、読み取り用の資料だのを画像として張り付けてスライドを作っているのだと思うが、小さすぎたり、細かい数字がびっしりだったりする。逆に、大きい場合でも、もともとが小さい資料を引き延ばしたのだろう、字がぼやけて読めない。ある講座の先生は、「小さくて見にくいので、詳しく見たい方は〇〇のHPを見てみてください」と言っていた。その時は、「だったら最初から読みやすい資料を載せろ」と思ったが、今思えばフォローがあっただけマシだと思う。ちなみに、ぼやけた小さな数字が羅列された資料を提示して「ここから読み取れることを文章にまとめましょう」と10分設けられた講義があったが、33の私でも読む気が失せたのに、もしもっと年配の方が受講していたらどうするんだろう。

 

③確認テストが雑。

 →一番むかつくのは、講義の中で触れていない内容出題されるパターン。でも、「大人が受講する講義だから」と割り切って、別途調べて学習していたが、心の小さな私は納得がいっていない。次に嫌なのは、システムを理解していないのだろう、出題が分かりにくいもの。要は、設問を複数用意しておいて、そこからランダムに5問出題されているのだと思うが、そこを意識していないために、設問の中に「さらに、その中で~なのはどれか」というように特定の問題と連続しなければいけないような問題が単独で出題されると、もう意味が分からない。まあ、これだって、ぐっとこらえて、選択肢の内容から先述のような事情を察して解答したが…心の小さな私は納得がいっていない。

なぜなら「出来の悪い教員の資質を向上させるため」に更新制度ができたんでしょうよ(嫌味)。私たちが、試験問題を作るときにどれだけ神経使って作っていると思っているんだ!と思うと、雑すぎて腹が立ってくる。一生懸命受講すればするほど、そういうのってむかつく。

 

④そもそもの講義が雑。

 →対面講義じゃないからだろう、まったく聞き手を意識していない人が多すぎる。早口だったり、分かりにくい資料を短時間で読ませたり、聞き取りにくかったり・・・。

 

 

そんな中、まったく反対の印象を受けた講座がある。東京〇芸大学の中国語の先生の講義だ。

 

ここは、資料も整っていてプリントアウトがしやすく、分かりやすい。スライドだけを提示して音声のみの講義ではなくて、スライドの前に先生が立って講義をする様子が映像として流れる。先生は、身振り手振りをつけ、指し棒でスライドをさしたり、(講義の内容上)実際に発音して見せたりと見ていてわかりやすい。話し方もゆっくりで、聞き手がいることを意識しているのが分かった。

 

私は、この先生の講座を一番最初に終わらせたので、「本当は、大学に出向いて対面講義を受けたかったけど、こういう風ならeラーニングも悪くないな。」と思った。が、そのあとの講義は基本的に、上記のような不満たらたら(笑)

 

そのうえ、そういったことを指摘するにも、どこに訴えていいのかわからないし、「質問フォーラム」とやらに書き込めばeラーニング受講者に公開されてしまうというし、じゃあ大学に直接か?いや、それもなあー・・・なんて考えているのがめんどくさくなって、結局ほったらかし。

 

この気持ち、分かってくれる人はいるだろうか。それとも、やっぱり私の心が狭いんだろうか。