こないだ、黒澤明の羅生門、観た。
羅生門。って聞いて、すっかり、芥川龍之介の、泥棒志望と老婆の話かと思っていたけど、
違うんですなこれが。
原作は同じく芥川の「藪の中」でした。
ある事件の様子が、羅生門の下、樵と旅法師が下人に語り回想するように描かれておりました。
藪の中で起きた事件を、
それぞれ事件の当事者の目線から語らせるも、
それぞれ矛盾を孕んでいて、
真相はわからない。
矛盾が生じるのはそれぞれが自分の都合のいいように事実を歪めて語るから。
というもの。
人間みな自分に都合のいいようにものを解釈するのだと。
都合、つって思いついたのが、
森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」。
これでも主人公が、神様のご都合主義万歳!なむなむ!とかってよくいうのね。
羅生門の都合とはまた意味が全然違って、
ビートルズのlet it beに近いんかな。ちがうけど。
運任せってこと?
ちっさい時からたぶん運がいい方の人間で、
人にも場所にも機会にも恵まれてると思ってるんだけど、
これからも運とか縁とかに頼って生きていこうと思う。
そういう生き方をするうえで、
なむなむ!って黒髪の乙女みたいに感謝しながら生きた方がいいことありそう。
その、感謝したいものを忘れないようにちびちび書いていこうと思う。
そういう場所にしようかな。このブログ。