ニキ・ド・サンファル展いってきました~!
素晴らしいエネルギーです。
ニキは大きなトラウマを抱えて育ちます。
23才のときに精神的崩壊をむかえ、アートに出会います。
そこでまず、やったことは、
『射撃』
絵の具や、生卵をキャンパスに埋め込み石膏で固めます。
それを的にライフル銃で打ち抜くという
センセーショナルな作品を作り、2年も続きます。
衝撃的な作品です。胸が苦しくなります。
しかし、美しいニキが鋭い瞳でライフルを手に
打ち抜く姿は圧巻です。
このギャップがさらに胸をしめつけます。
作品はこちらから。
http://niki-museum.jp/contents/archives/gallery/collection
『射撃』の作品は、まさしく内面の吐き出しです。
(アトリエでも子どもたちが絵の具を通じでやりますね~)
ニキは語ります。
『全ての男たちを撃った。私を撃った。
それは、楽しく素晴らしい感覚だったから。
サソリのような一撃。真実の瞬間。
純白の犠牲。
赤,青,黄、
絵が泣いている。
絵が死んでいる。
私は絵を殺した。
それはよみがえり。
それは、犠牲者のない戦争。』
『撃ち続けたこの2年間、体の具合が悪い日は1日もなかった。
私にとってこの上もないセラピーだった』
その後ニキは女性性を解放させ、
自由奔放なナナシリーズの作品へと変貌をとげます。
最後はガウディのグルエ公園に触発され
タロットガーデンを実際に作り上げます。
(触発を受ける人は多いとおもいますが、
実際に作ってしまう人がいるなんて!行ってみたい!)
このパワー、このエネルギー
まさしくよみがえりです。
人は自分で自分を癒せます。
枠や常識に捕われず、
自由に表現する(私の道を行く)これが癒しの道。
この重要性に改めて気づかされた一日でした。
アトリエのママのみなさま。
子どもたちがどんな表現しても大丈夫。
『絵を殺すことは、よみがえり。犠牲者のない戦争。』
なんですね♡
すばらしい!