子どものアトリエ10月Yちゃん (造形教室・工作・絵画教室)「成功体験」 | 府中でリフレッシュサロンを開いています!

府中でリフレッシュサロンを開いています!

府中市で開いている、小さな自宅サロン(ホームサロン)です。子ども達には、工作、お絵かきなど自由創作の場「子どものアトリエ」を開いています。
大人のかたにはオイルテラピーでトリートメント、フラワーレメディ、個人カウンセリングでみなさんを応援します。

今日は、Yちゃんのご紹介です。

Yちゃんはアトリエに来て、「ピタッとコーン」で

製作を始めました。

トウモロコシを発砲させた素材で、水で簡単につきます。


まずはエルサ(アナと雪の女王)のドレス。

「うまくできない~~~ドレスにならない~」と第一声。

次に王子様に挑戦するも、「つくれない。」


そして、素材を粘土に変えて違うものに挑戦するも

「あ~~~ん!うまくできない!
やっぱりYちゃん(自分)には無理なんだよ~~!」と投げやりに。

Yちゃんはいつも、こういう状況というわけではないです。


では、なぜ作品つくりがうまくいかないのか?



みなさんは「やっぱり、自分には無理。」と

投げやりになるときはどんな時ですか?



普段、なにか周りの状況で思うように行かない事が続く時。

つらい状況が続くときなど、この言葉がでませんか?



そうYちゃんも生活の中で乗越えなければならないものを

いくつか抱えているようです。


(作品とその制作過程は心の叫びですからね)



その様子をみて

『なにか成功体験が必要だな~~~』と考えていました。



すると、チャンスは突然やってきました。



ペガサスを作り始めたのです。

「あ~ん、顔がうまく作れない。」というYちゃんに、

動物の図鑑を持って行き、馬のページを見せました。


Yちゃんは乗ってきました。

それをみながら、顔の形を整えて行きます。

しかし、

「あ~~~ん、ブタみたいになっちゃった!!」

と泣きそうです。

「よ~くみて、顔が長いね~」

するとYちゃんはまた集中します。


「今度は、鳥みたいになった~」

「鼻の所少し丸くない?」

するとYちゃんはまた集中して手直し。

ここでようやく納得がいき始めました。


『きたきたきた~~~』と見守ります。

角をつけると、ますますかっこよくなってきました!




こうなると、Yちゃんの集中がすごいです。


体をつくり、いよいよ脚。

「立たせたいんだけど・・・」

「棒を入れると立つよ」と

棒に粘土を巻き付け見本を見せます。


Yちゃんはそれをみて、4本の脚を自分で作り、

自分で体に差し込みました。


そして、顔も付けて、置いてみます。


しかし、どうしても頭が重く倒れてしまいます。


脚を広げる事だけは手伝いました。

バランスを取り立つようにした作品がこちらです。





Yちゃんも「できた!!!」と喜んでいました。

よく頑張りました。



この成功体験が自信を呼び戻します。



先ほどのエルサの服をアルミの入れ物にいれ、

わたをベースにして飾り始めました。





この写真はまだ途中でさらにこのあと、

周りにキラキラを飾り付けていました!



こうした小さな成功体験の積み重ねが自信を呼び戻し、

日々の生活においても、色々のり超えて行く手助けになってくれます。


Yちゃん、ほんといい顔してたよ!

最高だね!



次回も成功体験が必要だった、
もう1人の女の子のご紹介をしますね~~~~!