故チェ・ソンフィさん(女性)を知ったのは

「何でも聞いて菩薩様(韓国語)」という

番組に出演したのがユーチューブにアップされたのを

見たのがきっかけでした

 

チェさんは当時

すい臓がんステージ4

2年越えの闘病生活中に

夫の不倫と離婚を経験した

 

2021年6月から闘病生活が始まり

癌診断の3か月後の9月に夫の不倫が発覚

そこから証拠を探していると

実際は発病3週後から夫は不倫をしていたのが判明

 

 

不倫相手はチェさんが癌だという事も知っていたという

 

結婚生活4年

5歳の一人息子がいる

2022年1月に離婚をした

 

親権は母親であるチェさんが取り

抗ガン治療を受けながら

シングルマザーとして子育てをしていた

 

知人や親せきには

闘病の事は知らせても

離婚した事は

とてもじゃないけど

言い出せなかったという

 

 

元夫は体育館(おそらく柔道かブラジリアン柔術ではないかと思われる)

を運営していた

そこに通っていたのが不倫相手の女

 

チェさんが元夫の不倫を知ったきっかけは

元夫の周囲にいたチェさんの知人が

あの二人はおかしいと気づいて

教えてくれたそうだ

 

そこから

コンピューターで元夫の

メッセンジャーを確認したところ

 

不倫相手との会話内容が見つかった

「オッパ とても愛してるのに オッパの気持ちを早く聞きたい」

などのメッセージがあった

 

車のドライブレコーダーからも

元夫の声で不倫相手に対して

 

「ただ会っているだけではない

将来一人になるかもしれないし」

 

「未来を考えて会ってるんだ」という

声が録音されていたという

 

 

すぐには離婚出来ないと判断したチェさんは

不倫相手に対する

損害賠償の訴訟を起こした

 

その時にも

不倫相手の女に対しても

メッセンジャーで

もう(既婚者には)会わないでくれと伝え

 

相手からも謝罪と

シングルマザーで子育てをしているので

職場には知らせないでほしいと返事がきたという

 

けれど

裏では不倫が続いていたのだ

お互い連絡を取りながら関係が続いていた

これからどう対処したらいいか等

話していたようだ

 

 

元夫「あいつ(チェさん)にはもっと強く出ないと」

そんな会話をしていた

 

それを知ったチェさん自身も大きなショックを受け

ついには離婚を決意し

子供を連れて実家に帰ったという

 

離婚を決意し迅速に実行したため

財産分割も

過去にチェさん自身が結婚前に持っていたお金

車や家を購入した時に出したお金をもらう事になったらしいが

その全額はもらえていない状態だそうだ

 

不倫相手に対する損害賠償も

普通は6か月ほどで終わるところ

 

離婚が先に成立した事から

管轄が変わったと家庭法院に移送する手続きから

判事に内容を伝達したり

担当の人事異動等が重なり

一年10か月もの時間を要したという

 

そんな裁判の最中に

チェさんは恐竜パパというユーチューバーと出あう事になり

彼と旅行同好会のメンバーの後援により

子連れで国内旅行に連れて行ってもらった事があったりした

 

そんな中で

最初の判決が

被告側の無弁論でチェさんが勝訴し

賠償金2千万ウォンの判決が出たという

 

しかし

ここで被告の女は

ユーチューバー恐竜パパに自身の情報を流して

いると判事に訴え

 

癌ステージ4の人が旅に出るなんて

あり得ないと

本当に癌なのか疑わしいと

控訴してきたのだ

 

命の時間が少ないチェさんの事情を

悪利用して時間稼ぎをしているかのような

被告側の仕打ちにさえ思える

 

その後

チェさんは急激な体調悪化で

数週間後には

帰らぬ人となってしまったのだ

 

現在

チェさんの一人息子は父親の元にいるという

 

不倫相手の女の控訴により

引続き続くであろう裁判を

故チェさんの代わりに委任を受けたのが

恐竜パパというユーチューバーなのだ