最近はいわゆる「スマートキー」が増え、それに伴いエンジンがプッシュスタートのタイプのものが増えてきました。
全メーカー、全車種がそうなのかは知らないけど、プッシュスタートのものって、ボタンを押してすぐに放してもエンジンがかかるまでセルが回り続けます。
エンジンがなかなかかからないと、バッテリーあがりを防止するためなんだろうけど、車側が勝手にセルを回すのを止めます。
寒くなってくると濃い燃料を出すわけなんだけど、あまりに濃い燃料が残ってるうちにエンジンを切ると、次にエンジンをかけるときにかからなくなります。
いわゆる「被ってる」って状態ね。
いくらガソリンが引火性が高いと言っても、空気(酸素)がないと燃えないわけ。
例えば、駐車場に縦列で2台車を停めてあり、後ろの車を出すために前の車を動かしてスグにエンジン停止・・・
こんなときとかに、翌朝エンジンをかけようとしたらかからない、なんてことが起こる可能性があります。
従来のカギを回すタイプの車は、すんなりかからなくてもアクセルペダルを踏みながらカギ(セル)を回し続けるとかかることが多いです。
・・・が、プッシュスタートのものだと、自分の意図に反して車側がセルを回すのを止めてしまうので、かかるものもかからない、なんてことが起きたりします。
そんなときは、しばらく時間をおいてから再チャレンジしましょう。これを2、3回やるとかかる可能性があります。
どうにもならなかったら、プラグを外して濃いガソリンを抜く&プラグの先端を乾かしてやるとかしないとかからないかもしれないです。
意外な落とし穴があったもんですな