ブログを御覧いただきありがとうございます。津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

今年の福井市は梅雨らしい梅雨を迎えてます。

降って欲しい時に降ってくれないと…以前、棗公民館に民謡サークルがあり、そこに集まった皆さんが口にする言葉です。

福井市の海岸線にはらっきょう畑や果樹園、田畑があつまっていて農業を営む人が多いです。

印象からすると、専業農家より兼業農家が福井は多いんだと思います。

しかし、兼業とはいえ農業の死活問題である”水”がどうなるのか？はみんなが気を使っているんだと思いました。

民謡サークルのある人は冬になれば白山連峰に雪がかかっているのかを気にしていました。

ある年の話ですが、例年より雪の量が少ない年がありました。

その夏、取水制限をするほど福井市でも水が足りなくなる事態が起き、農業用水を止められた農家の中には作物が全滅、出来たとしても売り物にならない年がありました。

人間は経験して繰り返さないように予防策を講じる事が出来ます。

知恵というものを授かっているわけです。

その知恵のひとつが予想・予測であり、備えるという事なのかと。

こういう話は仕事にもお稽古にも遊びにも言えます。

車の運転や料理にも言えるでしょう。

全部の事に共通するのではないでしょうか。

知恵をつけなさい、勉強しなさい、というのは本当に大事です。

無知ではいけないし、嫌いだからと邪険にしていては損です。

話の端だけでも理解しておくと吉になる事もあるのではないかと思います。

さて、八くん。

君はこれから何を学ぶのかね。

猫と戯れる日曜日でした。

ではまた。

経験を大事に