ブログを御覧いただきありがとうございます。津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
昨日は小浜市と若狭町へ行ってきました。
目的は「会場探し」です。
重造会の発表会やコンサート企画を考えているのですが、会場が決まらないと話を進められません。
会場を決める際に大事になってくるのがキャパシティ。
あまり多すぎても集客に苦労します。
大きい会場だとかなりの人数が入っているのにがらんとした感じになってしまうのもよろしくないわけです。
かといって少なすぎても困る事はあります。
満員御礼、という言葉はありますが、ある程度の人数ないと宣伝になりません。
発表会やコンサートの裏側には教室宣伝もかねている部分もあるので、使いやすい会場の条件に観客収容数が強く関わってくるわけです。
最初に向かった先は「小濱旭座」という文化財指定のこじんまりとした劇場。
ここは雰囲気が素晴らしいです。
観客収容数は少ないですが、ここで演奏してみたいという気持ちになる場所でした。
会場見学にお付き合いくださった方にお礼をして名刺を一枚置いて後にしました。
次に向かったのは若狭町の「パレア若狭」です。
どちらかというと洋楽向けに作られた会場ではあるのですが、観客収容数が1階席で400席、2階席に52席となっていて集客を考えると半分席が埋まったくらい(200席)を想定しているのでちょうどなのかもと思いました。
その昔は敦賀に教室があったので、それなりに生徒さんとの縁もあったのですがその昔の話でして途絶えた部分もあります。
会場は福井市からは高速道路を使っても1時間20分から2時間はかかる場所なので福井市からの観客は期待できません。
宣伝をどのようにするのかによっては満席にする事も可能なんだと思います。
時間の関係で立ち寄れませんでしたが、美浜町の「美浜なびあす」(観客収容数489席)で過去にコンサート依頼を受けた事があります。
宣伝に関しては施設の行事、町の行事としてすごく手厚いものがありました。
おかげさまでチケットは10日間くらいで札止めになったと記憶しています。
宣伝ってすごく大事です。
宣伝方法として個人で行う際はメディア各社にお願いする事になるのですが、予算もかかる話なのでシビアに考えていかないと後に困る事になってしまいます。
会場費、印刷費、弁当やお茶などの食費、文房具等々の消耗品費だけを考えると結構抑えられるものなのですが、宣伝広告費というのは1件単価が大きいものなので重く重くのしかかってくるのが現実です。
助成金や補助金などを探し出して申請していけばいいのですが、どこでもかしこでも出してくれるというものでもありませんし、金額には上限が必ずあります。
それらを調べつくして後に出演希望者にいくらずつ負担してもらうのか計算しないといけないわけで…
自分の収入にもなるようにしないといけないので、算段がつくように計画していこうと思います。
今時はインターネットを使えば会場の様子などは簡単に調べる事は出来ます。
しかし、名刺を置いていく、人と会う事で興味をもってくれる関係者が現れる事もあります。
そこを期待しているから現地へ行くようにしています。
舞台とは人との縁で作られるものだと思うので、また違う地域の会場へも足を運んでみようと思います。
ではまた。