ブログを御覧いただきありがとうございます。津軽三味線奏者の佐藤壽治です。
車を運転していると道路にわだち(轍)が出来上がっている事に気付きます。
アスファルトが削れるくらいたくさんの車が走った道。
その行先は交差点ごとに違って、それぞれの目的地を目指して進むのですが、主となる道筋があり、主となる道筋は多くの人が残した足跡によって道しるべとなります。
わだちに沿って車を走らせていると少し右に、左にと逸れても車を元にもどすような挙動になってお知らせしてくれます。
まるで人生を歩む時に見守ってくれるひとのような感じです。
自分の進みたい道はどんな道でしょうか。
人のためになる事もあれば、人に迷惑をかける事もあります。
わだちも雨が降ると水が溜まり、歩道へ水しぶきを撒きあげるような存在になります。
そして雨の上にタイヤが浮かんでしまうような事で事故につながる事もあります。
見守ってもらっていたはずが、気が付いたら人の迷惑になっていた、自分が迷惑をこうむったという事にもなります。
進むべき道は同じでも選ばなくてはならないのでしょう。
わだちを外して車を運転できると水しぶきを撒きあげる事はなくなります。
時に段差となるような穴を避ける事もあるでしょう。
それらの行動によって回避できる何かが存在します。
コントロールするのは自分ですし、うまくやれば快適に進むことも出来るようになります。
道をよく見て、道を選んで、同じ道順ではあるのですが人とは違う感覚で歩むことが出来ます。
道路も人生も「自分が選んでいるのか?」という事、それも細かいところまで見えているのかが大事なんだと思います。
と、今朝は釣りに向かう最中に感じました。
三味線はどうでしょうか…
ではまた。