行動について | 津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

津軽三味線奏者 佐藤壽治の徒然日記

主に佐藤壽治の日記、重造会の活動など紹介。

宣伝活動、演奏やお稽古について書くこともありますが、大半は日々気が付いた事を書いています。

余計な記事は読みたくない方もいるとは思いますが、お付きあいよろしくお願い致しますm(_ _)m

最近の邦楽関係の人はいろんな企画を練って楽しい舞台を作っています。

それは年々多数になり、多様になり、邦楽の可能性を拡げています。



さて、この可能性を拡げるために必要なものが「行動」なのですが、舞台を作るにあたって最初に行動しなくてはならないのが《会場をおさえる事》です。
意外とここで頓挫と挫折をすることが多いようです。

会場をおさえる=会場費どうしよう?

という単純なものからさらに、

手伝ってくれた人へのお礼はどうしょう?
舞台セットの費用はどうしよう?
宣伝方法はどうしよう?
どうしよう?
どうしよう?

と悩みは増えていくのが当たり前のようです。



しかしこれは至って当たり前の考え方であり、勘定思考が無い人は必ず周りに迷惑をかけます。

迷惑をかけまい、とするから踏みとどまるのであり、考え込みます。
その姿を見た部外者が「頓挫してる」と思うだけの話なんですね。

本当はそこまで悩まなくてはいけません(´ー`)



しかし踏みとどまりすぎるのも悪いもので、迷惑をかけずに済む段取りが出来たら次の一歩に出た方がいいと思います。



しかし、ここでまた変な感情が湧きます。



観客に喜んでもらうために舞台演出を考えようかな(´ー`)
手伝ってくれた人と打ち上げとかやりたいな(´ー`)



頭につくのは「せっかくやるなら」という言葉。会場費や必要経費の見通しがつくと、こんな小さな欲が出てきます。
この欲がまた同じループを作り出し、一へと戻してしまいます。



現在は舞台作成の手順としてどの位置にいるのでしょうか?



道路を渡るときみたいに車が途切れる瞬間が分かるといいですが、人の感情と思考はその瞬間を分からせてはくれないようです。

さてさて、どうしたものか・・・