おばあちゃんが買ってくれたモヘアのストールが宝物です。


私は、母の実家のある九州で、生まれました。


私が生まれた日、3月なのに、雪が降った。


おばあちゃんが、私が退院する時に寒かったらいけないと、

街中探し回って、ストールを買ってきてくれた。


わたしは、それに包まれて、退院して、

おばあちゃんの家でしばらく過ごしました。



私に辛い事があった時、乗り越えないといけない事が起きた時、

いつも、周りの人に「ももは大丈夫!」って言ってくれてた。


おばあちゃんが私を信じてくれてる気持ちが、

どれだけ私を勇気付けたか知れません。


いちばん、わたしを理解してくれてた人、それは、おばあちゃんでした。


九州に帰るたびに、親戚やおばあちゃんのお友達が、私のことを、褒めてくれた。


おばあちゃんは、そう言われると、本当に嬉しそうにしてくれてた。


私は、それが嬉しかった。


おばあちゃんが喜んでくれるのが嬉しかった。


もっと喜ばせたかったし、もっとおばあちゃんに何かしてあげたかった。



・・・おばあちゃんが、神様の下に、帰って行った。



別れは辛い。どんな時も辛い。どれだけ尽くしても辛く寂しい。