前回はこちら
ジュンは最近週3ペースで学校に行っている。
今日は懇談会で学校の様子を聞いたら復学して初日は戸惑っていたが、すぐに馴染んでいて、体力もあるし、今まで一緒だった子や新しく知った子とも仲良くしていて1年半学校を放課後にしか行かなかったブランクを感じさせないぐらいだそう。
下級生で足速い子より速く走ったりできるから休み時間鬼ごっこしようとすぐに慕われたみたい。
授業中に姿勢が良く、来た日はがむしゃらに今まで遅れた分を取り戻そうとしている。
算数は3年のものと同時並行でみんなが習っている5年の算数もこなしている。漢字はたくさん頑張って覚えようとしている。
体育では水泳での蹴伸びからのバタ足やマット運動が見本になったりしていたよう。
育成学級の研修授業のお店屋さんごっこでは休んだが、リハーサルの感想が「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の挨拶をしっかり言えた。お客様の目を見てせっきゃくできた。
と書いていた。
担任は育成学級の子に接客という言葉は難しいと思い教えていなかったけど、ジュンは授業の一貫でも仕事の接客だと捉えて、買いに来る人をお客様として真剣に接しようとしていたことに感心されていました。
品物を下級生の子と廃材で何作るか話し合って、本物そっくりに作ったり、リハーサルでお客様を先生や育成学級の子がしておすすめの食べ方を聞かれて答えたりしたみたい。リハーサルではお客様になり買いに行く時間もあります。
校長先生は「週3でも4でも最初から最後までちゃんと行くことができているから、続けると力が確実につくから頑張ってもらいたい」と仰ってたそう。
あと、京都市では小学校から中学校に引き継ぐ「生き方探求パスポート」があり、6年になって書く欄があり、好きなこと•得意なこと、気に入ってるもの、大人になったらやりたいこと、どんな1年にしたいか、そのためにどうするか。
そこで可愛かったのは大人になったらやりたいことが「駄菓子の大人買い」でした。
深いと思ったのは悩みに悩んで書いたどんな1年にしたいか、そのためにどうするか。
担任は「中学からは普通学級行きたいから学校に通って勉強がんばる」とかだと思ってたらとっても深いことでした。
どんな1年にしたいか
「やさしい人」
そのためにどうしたらいいか
「言葉をえらぶ」
ジュンは6年生にして大人びていますが、なりたいのがやさしい人、そのために言葉をえらぶって解っていることが我が子ながらすごい!
普段からペラペラ自分から話すタイプではないけど、相手を思いやり、そのためにかける言葉をよく考えて紡いでいることがわかります。
接客の大事な本質を理解しているし、しっかりマッチする環境にいれば社会でやっていけそう!
優しくなろうとしていることが嬉しかったし、成長を感じました!
夏休みの宿題は算数と漢字はオリジナルのプリントを用意してくださいます。
2学期からはジュンの苦手なディスカッションや端末慣れを他のみんなにも取り入れてみると言ってくださいました。英語は交流学級を6年みんなにさせてみると言ってくださいました。
2学期からもジュンがコンスタントに学校通えるようにサポート頑張ります!
最後にリィが今日洋菓子実習で作ったリーフパイ