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ジュンの担任に中学の休日参観を観て、中学から普通学級に進みたいことを伝えた。


管理職の先生に報告されることになった。


ただ勉強の遅れは学校行くか、ワークなどを購入して勉強するかだと言われ。


うちは学校のタブレット端末を貸していただくようにお願いできないか交渉。


中学の参観で知ったが、授業で端末を使うことが普通に行われていたので、使い方に慣れていくことと、京都市の端末はベネッセと提携していて問題を反復して答えられるって聞いてたから。


プリントやワークよりはワーキングメモリーが弱いジュンにとっては反復できる方がいいのではと思ったので。


そして、放課後に端末の使い方を学ぶ時間を取ってもらうことに。


ジュン自身に中学から通う練習のために復学するか聞いてみたら何と!するって。


ジュンの性格的に自分で決めたことは曲げないのと0か100しかないところがある。


みんなに追いつきたい。だから学校に行く。


俺は一般の中学生と同じ生活したいんだって思ったんだろう。


担任は育成学級しか知らないから普通学級を経験した子が育成学級に行った時に何を思うかがわからないと思う。


リィは中学から育成学級に行った時に自分より理解力がない子と同じレベルでやる。学年上がっても勉強レベルが上がらないということにガッカリしていた。


だけど、普通学級は一斉学習でしんどかった。


間のクラスがあったらいいのにと今振り返ってそう話している。


ジュンはまた違う。間はいらない。みんなに追いついてやる!って感じ。


今年度の育成学級の体制を見たらうちも心配になるレベルだった。大事なのはちょっと難しいことに挑戦して自信をつけていくこと。簡単過ぎてもいけないし、難し過ぎてもいけない。


小学校一緒だった上級生を見て小学生の時に頑張ればできたことが退化しているところと、自信がないものは自信がないまま得られるものがないみたいな感じ。


中学は小学校みたいに学年のレベルに合わせた勉強もしていない。進学する支援学校で生きる力を学ぶための準備だとしても自分たちで考えて動くことの自信をつけることがこの学級だと難しそうだと思った。


だけど、ジュンの担任に話してもなかなか理解を得るのは難しい感じだった。


中学の育成学級の先生は普通学級って難しいんですよって伝えるみたいだし。


確かに全日制を目指すほとんどの人と同じレベルでやるのは難しい。


1番しんどいのは小学校が育成学級。中学は普通学級で全日制の高校を目指す場合。


うちはリィとコゥを見て別に全日制を目指さなくてもいいと思った。通信制高校でもいいじゃない!


不登校経験者は復学だけでも大変なのに出席日数や成績を上げるのを目指すとしんどいのよ。


だけど、ジュンが本気で目指したければ応援はするけどね。


今は中学で復学できたとして途中で不登校になろうが、普通学級がしんどくなりまた育成学級に戻ろうがその時のジュンの経験に繋がればうちはそれでいいのよ。


ジュンは週末身なりを整えて学校に行こうとしている!


体力は自信あるが、いきなり毎日最初から最後まで行くのはしんどくなるから、行けるところからやってみたら?って言ってます。