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うちはリィに限らず子どもたちには本当のこと、うちが感じたこと、先を見通して何をすればいいかもみたいなことを小さい頃から伝えてきました。


なぜかと言うと母が自分の中にしまう傾向があったり、まず自分が経験したことないことを一緒に考えてくれなかったり、失敗談を伝えてくれなくてモヤモヤしてたから。


うちの子ども時代はネットもなく、コミュ障だと情報を知り得ることは難しい。コミュ障で体が弱く運動も苦手で、勉強も苦手、手先を動かすのが苦手な子はイジメの対象になるし、人が怖くなり、行動も消極的にもなる。


うちの母は高卒。人付き合いが苦手だったし、父が昭和気質で外になかなか働かせてもらえず、うちが中学卒業まで専業主婦でした。


発達障害の人は物事を納得したら動ける傾向があると思う。


だって空気で察するって一番難しいこと。


だから、18年うちに育てられたリィはママがママじゃなかったら、もし違うママに育てられたら私ヤバかったかもと言ってます。


リィさんに学費を延納を許可してもらったこと、授業は全部参加できることを伝えました。


昨日教務部の先生に入学式から授業までの流れを尋ねました。


リィの専門学校はグループがあり、4校合同の入学式になります。お母さんも良かったらみたいな言い方されたから、他府県や留学、社会人とかは見に来ない人もいるのかもしれません。


学科のクラス発表があります。


会場はホテルの宴会場を借ります。


入学式後は2日間オリエンテーションが午後からあり、教具に名前書いたり、卒業証書の原本を見せて確認したり、健康チェックシートを書いて健康診断をします。


そして、翌週から授業が始まります。


こうした流れはただ入学式の案内、オリエンテーションの案内みたいなのしか送られてないため、普通は成人になったら自分で把握して、親に言ったりするのでしょう。


だけど、うちは必ず共有して、リィが動きやすいようにわかりやすく伝えます。こうやって先生にわからないことは尋ねるのはちょっとずつ自分でしていかないといけない。


ちょっとずつ手を離して自分のことは自分でできるようにしていかないと。


発達障害の子を育てるには日々かなり気を配らないといけない。うちはただ母にして欲しかったことをしているだけです。


リィさんは当時のうちほど知能がないため、手がかかります。しかし、うちがいろいろサポートしてきたから毎日学校に行ってなくとも世の中のことやうちやうちの周りの成人障害者のリアルは伝えているし、生きやすくなるために一緒に考えてあげられることで安心できている。


リィさん、必ず学費は払うから学校頑張ってね!