美しい静かな田舎暮らしを考えて
別荘地で中古物件を買い、車なしで暮らす、地球にやさしい生活の軌跡。
大雨が過ぎ、確実に夏の印が十里木世界に現れる。
大雨の翌日、十里木[じゅうりぎ]の世界は、洗われたかのようなすがすがしい印象に満ちていた。
雨の翌日の十里木は、いつもこのようにさっぱりした印象で、雨で活性化された緑がしっとりと映える。
でも、今日もお隣の愛知県は、1時間に120mmもの雨が降った。
多くの土地が冠水をして、車や建物が泥水に使っている映像がニュースになっている。
時代とともに、進化し整えられるインフラや設備も、進化しているかのような自然災害が組み合わさると、人が人としての暮らし方を、根本的に考え直さなければいけない気持ちにさせられる。。。
この十里木の自然の中での生活も、多くの生産からなる消費で、成り立っている。
僕らの世界は、これから、自然、生産、消費について、どのようなバランスを見出していくのだろうか。
そんなことを考えつつ、イオンのネットスーパーで注文した食材を受け取る。
敷地が土壌改良中で、でこぼこなので、配達員の方には申し訳ない思い。。。
遅い昼食を取ると、昨日の大雨で、住まいに問題がないか、チェックを兼ねて、窓拭きを行った。
その後、丁寧にウッドデッキを掃除。
住いに何も問題は無いことを確認して、静かな夕べを過ごしていると、玄関の外で豪快な羽音と壁板にぶつかる音がする。
どんな乱暴な虫が来たのだろうと、玄関に出て見ると、子供の人気者！クワガタが飛ぶところかまわず、あちこちへぶつかりまくっていた。
僕が子供だったら、大喜びで捉まえただろうけど、大人の今となっては、お静かにお引き取り願いたいところだ。
でも、写真を撮ったら、なぜかおとなしくなって、それ以来、玄関から羽音もぶつかる音も聞こえてこない。
ものわかりのいいやつで助かった。。。
もう、子どもの頃のように、目を輝かせて何クワガタとか、正確な種類を言えなくなってから久しいけど、大人になって過ごす十里木の世界は、あの頃以上に輝いている。
