美しい静かな田舎暮らしを考えて
別荘地で中古物件を買い、車なしで暮らす、地球にやさしい生活の軌跡。
梅雨のまっただ中の晴れ間、なんとなく雨どい掃除
朝、寝ている時に、ヤマトホームコンビニエンスからの電話で目が覚めた。
先日から問合せているテーブルの配達の件で、やっと連絡が入った。
とくに配達が遅くなるのはいいけど、いつになるかの連絡がまったくなく、それについても謝罪もないまま、配達予定を告げられる。
確実に、つながる時間帯に連絡を待っていたのだが、連絡したのですが、連絡がつかなかったようです、とそれ以上、何も言うことのない報告。。。
確実に連絡が受けられるよう待っていたし、何回かけてくれたというのだろう。
配達日時は、双方の事情が合うタイミングで、それが遅くなるのなら、それでいいと思うけど、連絡をきちんとする姿勢がないようでは、こちらも予定が立てられない。
ヤマト運輸のサービスは、わが家に関して言えば、・・・よい印象がない。
昨今のニュースで報じられている、人員不足という点を差し引いても、・・・よい印象がない。
配達サービスとして、無駄にサービスの質を落としている。
常に、このぐらいのものだという視線で見てしまっているから、普段、何も言わないのだろうけど。
わが家でいうと、たいへんいい印象の宅配サービスは、「佐川急便」だ。
いつも、来てくれる配達員の方は、とてもさわやかで、親切で、ビジネスライクではない人の良さがわかる。
ヤマトのテーブル配達の話に戻ると、連絡の不備について、何か言っても駄目だと思ったので、明日の配達ということを確認して、電話を切った。
気分悪い寝覚めを振り払うかのように、外を眺めると、気持ちよく晴れていた。
洗濯をして、ウッドデッキを掃除しようと、外に出たら、ウッドデッキの一部に水しぶきが降りかかってきた。
晴れ間にぱらりと1分だけ雨が降ることのある十里木の天候にあっても、ウッドデッキの一部だけ、雨が降るのは、非常に不思議なことだ。
・・・と思いながら、上を見上がると、雨どいで、野鳥が水遊びをしていて、その飛沫がウッドデッキに降りかかったのだ。
僕の存在に驚いて、雨どいから、野鳥は飛び立ち、木立へと消えて行った。
さすがに山の変化の激しい十里木の天候でも、雨の降るところが一部分すぎるので、不思議に思ったのだけど、なるほどね。
理由がわかって、雨どいを見上げていると、急に雨どいの状態を確認したくなったので、チェックをして雨どい掃除をすることにした。
ハシゴをもってしても、手が届かないところは、仕方ない。
東側と北側の雨どいをチェックして、掃除することにした。
いままでの梅雨の雨量で、それなりに溜まっていた落ち葉は流れていたようで、思ったより落ち葉は溜まってなかった。
それでも掃除できる量は、部分部分で溜まっていたけど。
やっぱり、秋の落ち葉シーズンとは、落ち葉の溜まっている量が違う。
湿って、きれいに朽ちて、溜まっていた落ち葉を取ると、レジ袋一袋分ぐらいになった。
やっぱり秋本番と比べると、圧倒的に量が少ない。
冷涼な高原地帯の十里木は、雨どいの朽ちた落ち葉は、嫌な匂いがしない。
軽く季節の匂いがした。
まだまだ続く、十里木の雨の季節を、これで迎える準備ができた気がした。
雨どいの野鳥が気付かせてくれた、雨期の準備だった。