松尾寺で開催される一休さん修行。
我が家では夏の恒例行事でした。
小学生男子だけ受け入れ可能なこの修行。
兄さんが小3の時から毎年お世話になり、
次男が小6なので今年最後の参加になりました。
そんな最後の今夏、
なんと次男1番の番号をいただきました。
私はすごいやん!とテンション上がったのに、
次男の顔は曇る…
実は今回次男は初めて行くのを嫌がってまして…
そこへの1番。
夏休みの間に3回開催される一休さん修行。
今回は117名の参加者。
その中でなにやら1番の子は班長はもちろん、
自己紹介でも1番に話さないといけなかったり、瞑想のモデルをしなくてはいけなかったり、
学校でいうと学級委員長のような役目があるらしい。
元々テンションが低めで無理矢理連れて来られた感ありありだったところ、その役目に仰せつかり、さらに凹んだもよう…
いやいや名誉ある役やん!
と思う母の想いを余所に、沈む次男。
さらに、首が痛いだの腰が痛いだの難癖をつけてくる。
着替えも浮かない顔のままし、
入山式待ちしてる最中、車に忘れ物をしたのが発覚。
仕方ないので私が取りに戻ったけど、
このクソ暑い日中のさなか…
松尾山の石段2往復して私は汗だく。
さらにこの日私は悲しいかな下痢っており…
全身から汗が吹き出す&お腹が痛い私、そして超不機嫌な次男、
二人でドヨーン(´Д`|||)
な修行の始まり始まり〜。
実際嫌がって最初からグズる子や夜迎えの要請が来る子等、色々ありますが、
どんだけ嫌がってもうちは強制収容(笑)
ま、ほんの少しの心配はしたけれど、
3日後迎えに行ったらたくましい姿で般若心経唱えてました!
よく頑張ったねー!
息子達は4年ずつだけど、
私は兄さん入れて7年通ったことになります。
7年…
長いような短いような。
ちょっと感慨深くなりました。
私も頑張ったわw
最後ってわけで、
住職とも記念撮影してもらいました。
めちゃ気さくでイイ住職さんです。
というかここ松尾寺は真言宗なので、
私の仏教に対する思想と一致しており、
住職始め、ここにいらっしゃるお坊さん、
私が見る限り皆、ちゃんとしたお坊さんです。いや、しっかり修行されたお坊さんです。
どんだけ上から目線ー!って話ですが。
(音痴なお坊さんがいないのもミソ、皆さん読経がコンサートレベルで上手い)
年間通して色んなイベントやってたりされるので、私もまた参加したい。
帰宅後、機嫌がまだマシになってた次男に話を聞くと、
年々修行がゆるーくなってるそうだ。
子供達も不真面目な子が多く、
一応ボーイスカウト等で鍛えられてる次男は我慢ならなかったらしい。
それにつられてか、
あまり厳しく怒られたりもしなくなったと言う。
まぁ時代は変わってきますからね。
仕方ない部分はあるけれど、
伝統で良いものはそれはそれで残っていって欲しいです。
小学生男子は一度は参加してみることをお薦めします。
親も学校もうまく教えられない、日本男児として大事なことを毎年夏、100名超えのクソガキ(笑)相手に、優しく指導してくださってます。
とても有り難いことです。
今でも私が一休さん修行受けたいと思っている。
松尾寺様、
今までお世話になりありがとうございました!
修行の最後の夏でした。
完。