『多系統萎縮症』という難病とずっと闘っている母。

 

先日、主治医から

「限界は尽くしますが先は長くない…覚悟してほしい」

と言われた。

…覚悟なんてできるわけがない。

 

毎日、家で一人になると涙が止まらない。

今まで満足できる介護をしてあげられなくてごめん。

まだ体が動くときにどこにも連れていってあげられなくてごめん。

やりたいことをさせてあげられなくてごめん。

 

後悔があふれてきて頭がおかしくなりそうになる…

 

いまだに面会の制限があるため

平日のわずか30分しか許されていない。

このまま母は最期を迎えてしまうのだろうか。

今日も呼吸がすごく苦しそうだった。

母はこの苦しみの中、生き延びることを望んでいるのだろうか。

 

話せるときに延命についても

話せていたらよかったな。

 

療養型施設やホスピスも

受け入れ可のところが極めて少ない。

 

医療面を考えると病院が安心だが

このまま家族とまともに会えないことを考えると

また母を苦しめている気がして

どうすればいいのか分からなくなる。

 

 

お母さん、どうか今日も精一杯生きてね。