お遍路ツアーを終えて | 巡禮記(じゅんれいき)

巡禮記(じゅんれいき)

聖地先達がお届けする満たされるくらし

巡禮記のお遍路ツアー。

今回は土佐編ということで

参加者の皆さんと3日かけて



24番 最御崎寺
室戸岬 御厨人窟
25番 津照寺
26番 金剛頂寺
27番 地蔵院神峯寺
土佐一宮 土佐神社
28番 大日寺
29番 国分寺
30番 善楽寺
31番 竹林寺
32番 禅師峰寺
33番 雪蹊寺
34番 種間寺

これだけの札所と聖地を
巡禮してまいりました!






巡禮記の旅はいつも

巡禮に参加してくれる

一期一会の人たちによって

雰囲気も流れもさまざまになるのが

面白いところです。




今回は事業をされている経営者さんが多く

企業の社長様方や、個人事業主の方や

サロン経営、介護職の方などもおられて



仕事とはなんだろう、という

根本的なところや、


自分の在り方と仕事のバランスとは、

家族と仕事、パートナーと仕事、

大切な人との関係性と仕事、

自分の時間を充実させて過ごすこと、など



みなさん社会的な面も踏まえた

いろんなテーマが出てきたようでした。




お遍路ですのでやはり

ご先祖供養もしっかりしてゆきますから

先祖たちへのおかげさまの感謝や

その先をゆく自分の健やかさについても

しっかりと祈願重ねる遍路旅でした!!






お大師様の軌跡をたどって

思うのは、


弘法大師空海様という方の

時空を超えた影響力の凄まじさ。





お大師様が虚空蔵菩薩求聞持法を修められた

御厨人窟のなかで、

上から滴り落ちる水の心地いい冷たさに

打たれながら、窟から外を見ると



空海の名を付けられたように

空と海がそこにあって

梅雨時らしい鈍い色の溶け合う様が美しく、




我、が消えて

見えている世界と観えている世界が

ひとつになった悟りの境地。。。

解釈の世界ではなくそのままを観る目で

我と世界が一つに溶け、

ひとつの大きないのちを生きている私


というものに出逢われたお大師様を

しみじみわたしなりに感じてみました。



だから、空海なんだなぁ。

空と海がそこにあるなら

私は空と海なのだなぁ。。。

そんなことをただ、感じてみました。



勝手な我欲の狭い解釈の世界を生きて

それぞれがぶつかり合う修羅の社会。



巡禮記の参加者さんは

なんとかみんなで幸せになろうよと

社会や世の中のお役に立って楽しもうよと

仕事をされている方々ばかりですので、



そこから個人の意識だけで努力するよりも

ここで圧倒的なお大師様の智慧と存在感に

触れに来ることで、

何かみなさんの深いところのスイッチが

明らかにオンになっていくのを

目の当たりにしました。



うまく言葉にできないけれど

生きて意図して旅をすることの

個々の

ブレインウォッシュはすごいな✨と

改めてお大師様のスーパースターぶりに

感動しました。



どんな場にどんな存在に会いに

誰と訪れるかでも全然違うと思います。



わたしには、

お大師様の悟りの境地はわからないし

今日も元気に我の解釈の世界を

思い切り生きていますが



お遍路の旅をご先達させていただきながら

時空を変える空海さまの影響力の

片鱗に触れた気がしました。



巡禮記のお遍路ツアーは

まだまだ続きます。


次回は8月ごろの予定!

どこからでも、いつからでも

単発参加もできるようにしていますので

チェックしてみてくださいね!


松本育子




7月の2日、3日開催の

巡禮記 厄除け参り遠足もぜひどうぞ!

ご一緒に楽しく面白くお参りします。