祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者も遂にはほろびむ、偏に風の前の塵におなじ。
道に迷っている間に、あっという間に4年も経ってしまいました。
この巡礼を始めた時は、心に秘めた何かがあったけれども途中でわからなくなり、それでもただ無となって歩いて行くと、ずっと音沙汰のなかった息子と再会しました。
そして一生会えることはないだろうという人と会った。それは手放したから会えたのだと思う。
良い人ではあった。けれども、私が探している人とは違っていた。
世の中の出会いは必然という。
生まれる前に、自分で決めてきたそうだ。
こんな設定に、なぜ私はしたんだろう?
どうやら世の中、修行と思っているらしい。
平成が令和になる。
私が平成に遣り残したことはなんだろう?と考えた時に、この巡礼が頭に浮かんだ。
3月26日。私は秩父神社に向かった。
この巡礼を終わらせるために、もう一度。






















