2024 0223(金) 小雨 午後から☁☀ 天皇陛下誕生日と富士山の日
ボロは来てても 心は錦ぃー 🎵
ちょっと 今日は 荒れた道(ほぼ誰も来ないルート)を取りましょう(^^)/
ずっと冷たい雨が降りしきっていましたが やっと晴れてきましたー(^^)/ にっこりです。あれ?ちょっと太ったかも? ありゃー。お正月から持続してますねぇーコレ(*ノωノ)
暖かくなってTシャツ姿になれば お腹ポッコリ? いかんいかん・・・がんばらんと。
山頂の三角点に はいたっち。 347.5 mだったかなぁ?それにしても 三角点に色を塗りつけた跡がありますねー 誰?ですかぁ・・・(*ノωノ)
ええええええええ! 山頂裏手のココ・・・物凄く伐採されていますよぉ( ゚Д゚)
半端なく 切り倒されて・・・
こんな太い樹も
ありゃりゃー 展望の為に ここまでやっちゃうと 地権者さんに訴えられるかもですよ?
まぁ 六甲山も ばっちり見えるようになり ナイス展望場所に変貌を遂げたのはいいのですが・・・しーらないっ( ゚Д゚) (笑)
山頂では霙が舞い 寒かったのですが 青空も出てきました(^^)/
やっぱり太陽は偉大です。歩くのも ほっとします。
天狗岩に立ち寄りました。ちょっと昔は ここにボルトが埋め込められていて クライミングも出来たのですが 撤去されて コンクリートで穴も塞がれていました。
ほっとできる場所です。
明石海峡大橋も 西日が当たって 今日は くっきり見えました。
ちょっと 黄昏ていますと
また K君とNさんの顔が浮かんできましたっ (笑)
ーおもひで ぽろぽろ お伊勢さんと宮島の夜ー
昔は、神戸の小学生は、全てお伊勢さんに修学旅行に出かけていました。時代と共に今では広島へ平和学習に行く学校や、対極にあるUSJに出かける学校もあり、今やお伊勢さん参りに行く学校はもうないのでは・・・。
お伊勢さんの旅館の出来事でした・・・
どうやら 悪ガキたちが真夜中に旅館を脱走し、夜の海岸で たむろする? という 情報が耳に入って来ました。
「うむむむ。」
かつて私自信が中学校の修学旅行時に 富士急ハイランドのホテルから脱走し、金網を登って真夜中の遊園地を徘徊した・・・あの「感覚」でしょうね。
あの時は、遊園地に入った所で 金網を登るのにビビっていた○○君が、鬼の教師のサーチライトに照らされて。。。殴られたあげく、徹夜で正座説教の刑に処されました。
さて、教師になったら立場は逆です。
事前に 脱走するメンバーを集めて 説教を垂れて止めさせるか・・・
しかし、誰がチクッたか 後で問題になりますねー。
仕方がない、 そっと見守るために 夜の海岸でBB(ビバーク)すっかなぁ。
まぁ、夜の海岸は危ないですしね。
隠れて見ときましょう。
で、夜中の飲み会(昔は、子どもを早く寝させ 先生たちは 夜の宴会をやっていました)も 私だけ早めに抜け出し(下戸で1滴も飲めませんし)、夜の海岸に向かおうと部屋でBBの準備をしていたら・・・
コンコンッ トントン
小さなノック音がしました。
「うん?」
そっと ドアを開けると
片手に小さな懐中電灯を持った にこにこ顔のK君が どアップでぬっと出ました。
「何?・・・どうしたん?」とK君に聞くと、
K君は、小さく囁くような声で
「センセー、今から脱走するねんけど センセーも一緒に行かへん?みんなも待ってんねんけど・・・」
「・・・えっ・・」
「脱走のルートも 下見したから行けるねん。裏道みつけてん。センセーらには内緒やでぇー」
あー、私は友達でっか?(爆)
まぁ、これでBBすることもなくなったし、まぁ、自分も脱走経験がありますので、お付き合いしましたっ(笑)
大部屋の「食事の間」を抜けたら、別館に通じる道がありました。そこから中庭に出て、1.5m程の壁を登って、海岸に続く小路を走るのです。
「こいつら、勉強できひんのに こんなことに能力を発揮してからに・・・」
海岸に出ました。
真夜中の海岸は 潮騒の音が 静かに聞こえ 海の色は真っ黒でした。
真夜中の砂浜で、はしゃぎ回る4人。
灯台の赤い点滅ライトが その影を 映し出してくれていました。
脱走して悪さを働くとか そういうのではない ・・・
なんだか スタンドバイミーの世界かな・・・
「おい、帰ろっか・・・」
「うん。」
少年たちは 満足げでした。
広島の宮島の修学旅行でも ホテルから脱走を企てる輩が居ました。はい、時代が変わり…今度は女子ですっ・・・(/ω\)
それも 私の耳に情報が入り・・・
女史の部屋は8Fにあります。
男性教師は 全く女子の部屋に近づけない時代になっていました。
8Fからは、エレベーターを使うしか手はありません。
ここのホテルは一般客も多いですので 真夜中も正面ロビーの入り口が自由に使えます。
仕方がないなぁ・・・ロビーのソファーでBBかぁ。流石に女子の真夜中徘徊は付き合えないし、止めなくちゃね。
で、教師たちの打ち合わせ(もう、この時代は飲酒厳禁です)も早めに終わり、私はロビーのソファーに行きました。
11月の中旬だったので 少し寒かったですが スーツ姿のまんまソファーに横になり真夜中に降りて来るエレベーターをチェックしていました。
しかし、不覚にも疲れから 眠ってしまいましたっ。
そして目が覚めると 数時間たってしまっていました。夜中の2時過ぎです。ロビーの照明も落とされ 薄暗い中 また眠ろうとしました。
しかし・・・気が付きました。
あれぇ・・・タオルケットがかけられてるぞぉ?。
しかも フードにウサギさんの耳がついているヤツ(笑)
ええっ?
まぁ、寒いので、ホテルの人が、かけてくれたんかなぁ?
それにしても ウサギの耳付タオルケットはないやろう(笑)
と、思っていたら 吹き抜けの2階あたりで 女子の声が・・・
「おっ、やって来たな!」と思い そぉーっと 2階へ 忍び足で近づきました。
「居ましたよー。あぅ、面倒な女子軍団。あっ、問題児さんがたやん・・・他のクラスのお子達も混ざっているし コレは関わると面倒な事になるなぁ・・・」
っと追いかけるかどうか躊躇していたら、なんとその軍団が私を見つけて近寄ってきましたぁ(/ω\)
「あっ、センセー 起きたん? 脱走しようとロビーまで行ったら センセーがソファーで爆睡していたから、風邪ひいたらアカンから、もう一度部屋まで戻って 私のタオルケット持って来てかけたんやけど・・・大丈夫ぅ?寒くなかった?」っと、くったくないNさん。
この子は、6年生になった春・・・掛け算の九九もできなくて もう泣かしまくって夏休みまで特訓したお子です。その後、割り算もマスターし、漢字もできるようになって・・・そこからの学習に対する態度がガラッと変わり、勉強するようになりました。ただ、運動神経は抜群でしたし、お笑いも得意で そうですねー、イモトっていう感じのお子でした。
「あああ・・・ありがとう・・・」
って脱走を企てた実行犯に お礼を言う 教師・・・
「あー、脱走は?」と聞くと
「うん、センセーにタオルケットかけてから ちょっとだけ外に出て直ぐに帰って来たよー。センセーまだ爆睡中やったから 起こさんように タオルケットかけ直して今、部屋に帰るところやってん。」
「あっ、あの・・・ウサギの耳・・・おっさんのセンセーには、似合わへんかったけどぉ・・・」
そう言いますと、彼女は
「似合ってた 似合ってた! なっ?。」っと 脱走仲間の女子達に聞く始末。
「あっ、一階のロビーにタオルケット置いてきたまんまやから、取ってくるな」
と、彼女に言うと
「明日でええから。センセーにばれるとヤバいから もう部屋にかえるわー。」
・・・
ワタシも・・・一応・・・センセーなんっすけどぉ・・・(-.-)
ここでも お友達かい?
そんな 良き時代に 教師をやれていたことが 本当に懐かしいです。
Nさん、その後 ちゃんと高校に進学できましたよっ(^_-)-☆
おもひで ぽろぽろ お伊勢さんと宮島の夜でした('◇')ゞ