2輪駆動のHUSTLER君 ボヤいてますっ💦 ココまで来るのがギリでしたぁー(*ノωノ)。

で…ズボズボ歩いて 登山口にやって来ました。いってきまーす!

大寒波襲来後のノートレースが大好きだそうで?(笑)

って調子漕ぐから 見事にコケて ハマっちゃってますがなぁ 兎拓?も綺麗にできとるしっ(^^)/

そうこうしている内に4輪駆動のHUSTLERで駐車場まで軽ーく上って来た ソロハイカーさんに追いつかれました。「お互いTOPを交代して登りましょう。」という事で先行してもらいました。

ガスって何も見えなかった景色が急に広がり始めました。

ここは 保険で?撮っとかんと!

本日は、珍しく下界まで真っ白です。

またまたガスってしまいました。 でも ずっと登りっぱなしですので 💦だらだらですっ。

達磨ヶ峰を過ぎると 稜線を吹く風が冷たくなってきました。

遂に フトウガ峰・段ヶ峰 ロックオン!

主峰の段ヶ峰を仰ぎ見ながらの、ススキの高原パノラマ道。ダイナミックな景色が、はやる気持ちを大きくしてくれます。

しーんと静まり返った森です。雪を踏む音以外、全く何も聴こえません。

霧氷ではありませんが 青空と着雪した木々のコントラストが素敵でした。

気が早すぎましたっ(*´▽`*) 

先行者さんは 途中で降りられましたので ここからは再度ラッセルの始まりです。

少しずつ近づいてまいりました。一旦下りに入ります。(せっかく登って来たのにぃ)

数カ所のコルの内 標高が最も低いので 最低とのネーミングですが…

最高の景色が見られるコルですよー

ワタシもワカンを装着して ラッセルがんばりますかぁ?

でも 本日の雪質では ツボ足の方が足には優しいことが判明しました。TOP交代しましょう!

ラッセル痕は 現地の詳細3次元ログ?になりますね(^_-)-☆

「どてっ!」コケるのは ログに残りませんが、現地ログでは 詳細に跡形が残りますぅ(*ノωノ) 

ビクトリーロード?を闊歩(^_-)-☆

周りは 様々な風紋がいっぱい。

デジカメを雪原に置いて、10秒以内で猛ダッシュ💨するも ずぼっずぼっ まにあわーん💦 Uさん 満面の笑みだすがなー

林道に下りるか?段ヶ峰へ進むか?の分岐点で「…うむむ」と考え込みました。時刻が時刻ですから…既に13時25分。夏山では、悩む問題になりませんが…ラッセルなので倍以上の時間を要しますからねぇ。。。適切な判断を下さなければ…

って 当然 「進む!」ですがっ(爆)Uさんお手製色塗り地形図を見ながら ああやこうや 言うてますぅ。

何も障害物がないのになんでっ??? えええ!なんと最新式有名メーカーの「わんたっちわかん」の止めバンドが切れています!!!( ゜Д゜)

やっぱり 装着が面倒でも昔ながらの「紐」が良いですねー。とぼとぼ。

終始民芸品わかんを背中に背負って「ツボ足」で ひたすら頑張るUさん いつもの「つおき(強気)」出ましたっ( `ー´)ノ

…段ヶ峰登頂 きゃーきゃー喜ばずに じっと静かに何思う?

って やっぱりコレかよ(爆) 

歩いてきた稜線を振り返ります。

目の前の千町ヶ峰だけにガスがかかっています。昨年登った雪山バリ尾根が懐かしいです。

段ヶ峰から千町峠へのパノラマ道…密かに?ワタシのお気に入りの場所です。

プチミニ雪庇もありますし…(笑)

プチミニsnowテーブルも ありますよ(^^)/

普段の厳冬期ならば、腰・胸まで潜って進む所ですが 深くても70㎝くらいで 助かりましたっ。

峠まで降りてきましたー。ここで やっとこさ 「☕の気持ちっ」

お腹もすきっ腹。「ロールケーキの気持ちっ」

無積雪期コースタイムでも登山口まで3時間20分…まぢかっ(*ノωノ)。

昏時を過ぎ 大汗かいてハイペース💦

ヘッデンを点けて 小雪舞う中を たったったー💨。…

はいたっち。2時間15分で 到着しましたぁー(*´ω`) 氷点下なのに汗びっしょり。 お疲れさまでしたー(^^)/ 

 

ー感想ー

暖冬で兵庫の山々も積雪が見られなかったのですが 今季最強寒波?っということで「兵庫県中部山沿い60~80㎝」の気象情報を信じ(笑) 「新雪ラッセル縦走」の期待を込めて ここ生野高原にやってきました。
時間的に やや厳しくなりましたが 段ヶ峰まで高原上の尾根に一本の軌跡を残しながら到達できたことは 想定通り、Uさんの粘り強さと耐久力が如何なく発揮されたからです。

フトウガ峰を超えた分岐点… 「林道に下りるか 更に段ヶ峰山頂に進むのか・・・」。
登頂はできる。
しかし・・・
段ヶ峰西側の最多積雪地帯を新雪ラッセル突破し千町峠へ出て 更に無雪期でも3時間を超えるラッセル林道歩きに耐えられるのか?
真っ暗になるのは 覚悟の上。判断を下しました。

「大丈夫!心配は 全く要らない!」
それは 同行者Uさんが2年前と全く違っていたからです。
ホント 心身共に 大きく成長されましたね(^^)/ 

 

ーUさんの感想ー

2年前に初めて オールラッセルで雪のフトウガ峰に登ったとき、「この世にこんな凄い眺めがあるんだ!\(◎o◎)/!」と とてつもなく衝撃を受けた。
素晴らし過ぎたフトウガ峰に もう一度行ってみたい!
そして出来ることならば あの時は断念せざるを得なかった段ヶ峰にも!!
あの日から この2年間 うさぎがそれまで経験したことは勿論、見たことも想像したことも無かったお山に登って来た今のうさぎに、あの日のあの感動が いったいどう見えてどう感じるんだろう?それも確かめたかった。

フトウガ峰までのルート、うさぎは2年前に歩いた記憶が鮮やかに全部残っていました。全てが懐かしくて、だけど やっぱり 全てが新鮮だった!

今日もまた 衝撃を受けた。初めてじゃないのに 懐かしいのに 驚くべき新鮮さで襲い掛かって来た圧倒的な景色。

そして段ヶ峰!なんてかっこいいロックな響き!うさぎ 憧れの段ヶ峰。
こんなに美しくて素晴らしい雪質と かっこよすぎる雲の立ち込める日に 行かなかったら一生後悔するんじゃないか?と思うほどの、今日はそんな日でした。
遂に夢の登頂を果たした!
ほんっとーーーーーーーーーーに嬉しかった!
「段ヶ峰」と書かれた看板を 引っこ抜いて持って帰りたいぐらいの気持ち!(爆)
いや、マジでうさぎ まだ見ぬ段ヶ峰に恋焦がれていたんだから。
そこに立てた幸せは ほかには代えがたかった。

フトウガ峰に2年ぶりに帰ってこられて、夢にまで見た段ヶ峰に登ることができて、更には予想もしていなかった段ヶ峰からの下山途中の尾根の素晴らしさ。
美しくて 楽しくて 最高すぎた最高の1日だった☆☆☆

ガス、雲で重たげなお空、その隙間に青空が広がって顔を出してくれた太陽、小雪、冬のそよ風と雪煙・・・お山の色んな顔を見ることが出来たのも素晴らしかったです。