最近思うこと・・・。


それは



本人の終末期と看護師が考える終末期と医者が考える終末期が違うこと


そのために、誰が一番苦しむか。。。


本人ですよね。


家族ではないんです。


本人が一番苦しむのです。


そこを忘れないでください。


あくまで、私個人の意見ですが。



医者が考える終末期

どんな治療を行なっても、良くならない

または、亡くなる寸前まで、医療行為を行っても改善しない



看護師が考える終末期

本人が頑張ろうという気持ちがなくなった時点

家族が疲れてしまっている時点

医療行為が苦痛でしかない時点

人らしくなくなった時点(人間としての尊厳)


本人の終末期

家族の負担を感じてしまった時点

諦めてしまった時点

苦痛でしかなく、生きる希望を失った時点

自分の死期を感じた時点




こんなにも違うんです。

だから、よく家族の方、聞きませんか??


「もう、いいよ。死んだほうが楽だ。何もしないで。」


この言葉、一時の感情でいうことももちろんあります。

辛い治療で、

なかなか成果が出ない時ですよね。でも、この言葉の中に、いろんな思いがあることを

知ってください。



よく、簡単にみなさん


「がんばれ」


という言葉、使いますよね。


もう、十分頑張ってると思いませんか??


長生きして欲しい

と思う気持ち


痛いほどわかりますが・・・。



もしこれが自分だったらどうして欲しい??

どうしたい??


と考えてください。


最後まで頑張り続けないといけないのでしょうか??


それだけが医療なのでしょうか??


医者に言われるまま、お願いしますと言ってしまっていませんか??



本当に必要なことですか??



私はいつも思います。


もう、本人がやる気がないならやらなければいいのに・・・。


その気持ちの裏側を、奥底を見てあげればいいのに・・・。


なぜ聴こうとしないのかな・・・。


心の声を聴いて。


それは言葉だけではありません。


その人の行動や言動、表情、睡眠状態、食事量などなど。


家族だからみえてくる部分もあるでしょう。



看護師も患者さんの味方です。医者ももちろん味方だって思っています。

でも一番の味方は家族であってほしいです。


だからこそ、今元気な時に


冗談めいていてもいいから


最期はどうしたい??


と話し合ってください。