今日はバチカン市国観光です。


8時にガイドさんが迎えに来てくれて車で出発。


今回のガイドさんはイタリア人でとても陽気です。


まずはバチカン美術館。


ここもお腹いっぱいになるほどたくさんの美術品です。



そしてシスティーナ礼拝堂。


ミケランジェロの「最後の審判」があり、数年前、


話題になったローマ法王選挙「コンクラーベ」がおこなわれた


場所だそうです。


ここも「最後の晩餐」とおなじく写真撮影禁止です。


イタリアの美術品はほとんど写真撮影OKなのですが


ストロボの熱などで変色・劣化がすすむのでNGだそうです。


でも、中国系の観光客がパシャパシャ写真を撮っていて


係員に注意されていました。


ガイドさん曰く、中国・韓国の観光客はマナーが悪すぎて


困る。日本人は礼儀正しいから大好きだそうです。





そしてサン・ピエトロ寺院です。


カトリックの中心ですね。ちょっと感動します。


ちなみにバチカン市国は独立した国ですが、


電気・ガス・水道などはすべてイタリアから供給され


無料でつかっているんだそうです。


イタリア人はその点をあまり快く思っていないそうです。


世界中の教会から莫大なお金が納められ、超裕福なくせに


払うべきものは払わず、文句だけは言ってくるんだそうです。


いろいろあるんですね(汗)。



さて、結構簡単に書いたけど内容は濃厚だったので


あっという間にお昼です。


ひげボスはお昼抜きで病院に向かいます。



オーレリア・ホスピタルという病院です。


郊外の丘の上にあり、車がないと行けません。


ちなみに息子は、親切なガイドさんが自分の仕事は


終わったけど、おいしいピザが食べれる店を


紹介してくれると言ってくれたので、二人でスペイン広場へ


向かいました。


さて、ここでの透析費用は310ユーロ。


ミラノよりぜんぜん安い。


ここで2回透析するので620ユーロを払いました。


透析のベットや設備はミラノと全く同じでした。


やはりここでも途中でお茶とお菓子がでてきました。


スタッフも陽気で楽しそうです。


イタリア語のわからないひげボスに意味の分からない


イタリア語を教えてくれて、女性スタッフに言ってみろ的な


感じだったので言ってみると、女性スタッフは笑いながら


「グラッツェ。」と返してくれました。


きっと「いい女だね。」みたいな感じだったんでしょうか。


4時間の透析を終えて帰りはタクシーを呼んでもらい


ホテルに戻ります。息子は帰ってきていました。


おいしいピザを食べながら街を散策したりして


ご満悦なようです。親切なガイドさんからは


地元の人が行くようなところをいろいろ教えてもらい


とても参考になったようです。



しばし休息して夕食の時間です。


ツアー的には今日は夕食が付かないのですが、


お昼抜きだったのでその分で夕食が付くことになりました。


変に観光客向けのレストランを予約されると、おいしいものが


食べれないっていう教訓をもとに、添乗員さんに


「その辺の地元の人が行くような店でいいですよ。」と言うと


「いいんですか?予算的に非常に助かります。」ということで


ホテルから10分ほど歩いたところにあるレストランに飛び込みで


入ります。




席について店員を呼ぶと、オープンは19:30からとのことです。


アバウトなイタリア人ですがこのへんはきっちりしてるのか?


いや、たんに仕事したくないだけでしょう(笑)


とりあえずビールは出してくれたのでそれを飲んで


オープンを待ちます。


店が始まると徐々にお客さんが入ってきました。


ピザとかつまみなどを頼んで食べ始めます。


やっぱり観光客向けのレストランよりこっちのがおいしいです。


楽しく食事をして、あっという間にワイン3本空にして


精算すると、添乗員さんは「安いですね。助かります。」


と言って喜んでいました。

イタリア旅行、慣れたら絶対に夕食付じゃない方が


おいしいものを食べれると思います。


また来る機会があったらそうしようと思います。