数ヶ月前の出来事。


見知らぬ外国人から片言の日本語で話しかけられました。

どうやら勧誘とかではなさそうなので

話を聞いてみると…


家(日本在住)に帰れなくなったみたいです。

が、迷子ではないようで。


一生懸命に事情を話して


困っている。

信じて。

助けて。


と、もじもじ。


まぁ、つまり

お金が無くて困っているってことでした。


昨日ここまで来たものの

事情があって帰るお金がなくなってしまい

昨日からご飯も食べられずにいる。

駅の人や警察にも相談したけど信じてくれない。


…。


本当か嘘かはわからない話。

いろいろ細かく話してくれたけど

その話を信じるだけの証拠なんて何もない。


そっか。大変だね。

でも渡せるお金はないし何もしてあげられないよ。


と、立ち去ってもよかったのだけど

 

でもね

たぶんね


話を聞きながら

きっとこの人の話をここまで聞いてくれる人すら

いなかったのでは?と思ったんです。


知らない人に話しかけられたとき

どれくらい話につきあいます?


私は何かの勧誘かアンケートだと決めつけて

何も聞かずに通り過ぎることがよくあります。


話の真相よりも


自分がもし本当にお金に困っている状況だとして


助けを求めて誰かに話しかけることって

どれくらい情けなくて勇気がいることか?


なぜかその時はそんな気持ちになって

自分でも驚くほどあっさり


わかった

いいよ


と口をついていました。


最近貧困問題についての話を聞いたりして

いろいろ考えたりしていたからってのも思います。


行き先を聞いて、帰れるだけの電車賃と

ご飯が食べられるくらいの金額を渡しました。


おずおずと受け取って

何度も何度も頭を下げて

ありがとうありがとうって、感謝されました。


お金を受け取った後も

嘘ではないことを一生懸命話してくれて


暗い顔で話しかけてきた時とは別人のように瞳を輝かせて

何か自分に出来ることをと

精一杯のお礼をしようとしてくれました。




家でこの事を話したら


子供は

いい事したね

って言ってくれました。


夫には

そうやって騙されるタイプだよね

って言われました。



もしかしたら

嘘だったかもしれないと思わなくもないけど


それは正直どっちでもよくて。


今後も真実を確認する術はないし

その時そうしたいと思ったからそうしただけ。


分け合えば足りる

助け合えば生きていける


人は信じたいものを信じる。


そんな言葉を思い出しました。





気候変動もまだ今なら止められる。


どんな些細な事でも意味はある。


そう信じて

今日も小さな一歩を続けます。



いつもじゃなくていい。

全部じゃなくていい。


無理しても続かないから、気楽に。

誰かがマネしたくなるように、楽しく。


一日一歩。

こんな小さなことでも、意味はある。



~エコ活動メモ~


自然に触れる


畑を始めました。

素人なので教えてもらいながら何人かで。


日焼けも嫌だし虫も嫌い。


帽子、日焼け止め、虫除け…

長袖長ズボン、軍手と長靴…

完全防備ならきっと大丈夫。


忘れていた土や草の匂い、感触。

澄んだ空気や風の心地よさ、葉擦れの音。


田舎育ちなのにすっかり忘れてたこの感じ。


少し身を置いてみると自然を感じる時間って

やっぱり必要だなと思います。


本当にパワーをもらえるし

愛おしいなと思います。


頭ではなくて感覚としての土のパワー。

久しぶりに思い出した気がします。


自然に触れることで心が穏やかになって

元気になれる。


鬱の人もガーデニングすると元気になるって

聞いたこともあります。


うん。

そうだろうなと思います。


自然を守るとか

地球を救うとか

そんな大それた事じゃなくて


人間には地球が必要だ

っていう当たり前のことを思い出した感じです。




そんな中途半端なやり方?

というツッコミはなしでお願いします。


まだやってない!それならできそう!

もしそう思ったら

今日から一緒にやりませんか?