皆様、お元気ですか

本日は

浪人時にたった一回のみ開催された

兄と夫とぼろぼろ医専塾長の三者面談について

 

さて兄のぼろぼろ医専Gでの

コロナ禍浪人生活ですが

現役の時のような

皆様にご披露できるネタがほとんどありません

 

というのも

まあ君の所で3月半ばから下宿

お互い都会に住んでいるため、県跨いだ外出もできず

LINE電話で月二、三回喋る程度で

毎日毎日ぼろぼろ医専に通う兄と

ちょっとありえないぐらい、仕事が忙しくなったわたくしが

会うことは殆どなかったのです

そんな事件があまり起こらなかった一年で思い出に残ったのが

この三者面談

医学部受験とは全く関係ない

しょうもない夫の話です、、

 

秋の深まる頃

模試の結果がぼちぼち出揃い

そろそろ受験大学を決めなければならない

(この年はコロナで夏まで殆どの模試が中止でした)

ぼろぼろ医専ではこちらから連絡しない限り、全く連絡こないので

ヤクザ塾長に連絡して

夫、ヤクザ塾長、兄の三者面談の開催決定

目標とする受験大学を決めてもらうことになりました

 

今までは面談という面談は、小中高、塾も全て

わたくしが行かせていただいておりました

夫はそもそも面談の存在も知らず、知っていても行くつもりなど毛頭なし

そんな、全く子供に関わってこなかった夫が

兄の現役受験で

ヘロヘロになったわたくしを、みかねて?か

今年の兄君面談は、ボクに任せなよっ!!と言って

有給とって関西から、はるばるまあ君のいる関東へ

新幹線乗り継ぎ行ってくれたのです

夫にとっては人生初の三社面談で

なんだかウキウキ嬉しそう

ようやくこの年で(遅い)少しは父親らしい所もでてきたかと

少し見直しておりましたが、、、、

 

以下兄からの報告です

わたくしは現場におりませんでしたが

会話形式でお伝えいたします

 

(ガラリとぼろぼろ医専教室入って、突然大声)

夫: どもども、お世話になっておりますう〜、先生はじめましてっ!兄の父で〜す。

イヤイヤこの近くにすごく美味しい餃子屋さんがあるじゃないですか〜ついつい沢山食べ過ぎちゃって、、すいません、ちょっとボク臭いかもしれません!

 

塾長、兄:、、、、、、、(シーン)

 

塾長:お父さん、兄君まずまず頑張っておられますので、関西なら〇〇大学とか、△△大学などは可能なラインと思うのですが、おうちで希望大学とかありますか?

 

夫:えーうちはどこでもいいっす、日本中どこでもいいっす。あ、海外でもいいっす。そもそも、ボクは医学部じゃなくてもいいっすんよ!!医者なんてほんまつまらんっすよ!!(ニコニコ満面の笑み)

 

塾長、兄:、、、、、(シーン)

 

塾長:それなら、、兄君が現役で受験されていたこことか、、文系科目が得意な兄君ならここか、、お父さんの母校もまあチャレンジですが数学もう少し伸びたらいけるかもしれません。あと、国公立後期は少ないので限られていますが、、

 

夫:ええっ、今って国公立の後期の学校ってあんまりないんすか??ボクらのころは前期後期半々ぐらいやった気が、、、それなら国公立一回きりってことですか?やばくないですか??(吐く息くさい)

 

兄:もう、、、父さん、、、ええから、、黙っといてくれへんか。。

 

ここから

あまりに受験に無知で、しかも吐く息ニンニク臭い

そんな夫をまじえ話してもしょうがない、、

と判断した兄と塾長は、ニ者面談に変更

横でニコニコしながらウンウンしたり顔で相槌うつ夫を

完全無視し2人で受験校決め

面談終了したそうです

 

夫は帰るなり

餃子美味しかったし、兄君顔見れてよかった!

あ〜和やかに終わったわあ〜、、と満足げ

そんな夫と対照的に

兄は電話で

もう、、父さん、、新幹線乗ってわざわざ何しに来たんや、、

オレ恥ずかしいわっ!!

だから父さんにきてもらうの嫌やったんやっ!!とブリブリ怒っていました

 

今まで、受験に関係ないため

ほとんどブログに登場していませんでしたが

うちの逆コナン夫、、

について少しお話しさせていただきます

 

彼はわたくしと同じアラフィフ中年

学生時代ペーパーテスト(特に数学)が桁違いにできてしまったため

医師となる志も適性も全くないにも関わらず

現役で、関西国公立医学部受けたら

たまたま受かっちゃった系スチャラカドクターで

こういうヤツがいるからほんまに医師になりたい人が

受験ではじかれてしまうんだと思うと、、、腹立たしい限りです

大学ではほとんど代理出席で遊びまくり

追試、ファイナル山ほど抱えて

国家試験勉強始めたのは大学6年の11月

それでも卒試も国家試験もギリギリ合格してしまった

本人曰く、エコな勉強量、、の舐め切った人生

仕事態度は不真面目そのもの

趣味や飲みに行くことが人生最大の重要事項で

仕事をしない手間は惜しまない

しかもそれを隠そうともしないので

当然上司には嫌われ、完全に出世コースからドロップアウト

今は自宅から遠く離れた、大阪の端っこ市中病院で勤務してます

 

何故あんなアホと結婚したのか、、と夫同期に聞かれたことがありますが

お恥ずかしい話なんですがわたくし

研修医のころ注射が大の苦手で(今は平均、、だと思います)

数年先輩だった手先だけ器用な夫が

ブラブラ皮下で揺れまくるE難易の血管に

すっとサーフロー入れる姿がカッコいい、、と思ってしまったのです

(ほんま心からどうでもいい、、、)

今となっては後悔しきりで

もしタイムスリップして

結婚式前夜の、イカれポンチな若き日のわたくしに

もし会えるとしたら、、

考え直せ!!!と往復ビンタして薬物投与し

縛って一日山にとじこめておきたい気持ちです

 

夫の事をこいつはダメだ、、と思ったことは数えきれませんが

兄が保育園にいた頃、39度の高熱出したとき

真っ赤な顔で寝込んだ子供を横目で見ながら

大人が2人いても、やる事ないっしょ!!と言って

嬉々として飲み会に行ったことは、今でも許せません

高熱で苦しむ子供が家にいるのに

酒飲んで楽しめるその腐った根性

怒りで全身の毛穴から血が吹き出そうでした

と、、

長々と夫の悪口ばかり書いていましたが

本題となりますこの三社面談

夫の真の目的は

兄の受験校を決めることではなく

おそらく

 

ご当地名物の、餃子を食べに行くことだった、、

というオチで

人間本質なんて、そうそう変わることない

妙に納得いたしました

 

これほど子供の事より自分の楽しみ優先できるその性格

子供の事でキリキリ悩んでしまうわたくしにとっては

最近は怒り通り越し、逆にうらやましい

こいつ絶対長生きするよな、、と思いつつ

一時期流行りました(わたくしの周りだけ?)

旦那デスノート、、にそっと名前を書き

本日は終了いたします

 

デスノート効果ゼロの元気な夫+臭くてすいませんでした塾長に幸あれ