写真を整理していたら、前職であったトラブル写真が、出てきました。

注意1 たまたま手持ちのカメラで撮影したので、持ち出しではありません。

 

これ以前、主任技術者からは、排水設備で絶縁監視装置の漏れ電流増えてるよと言われていました。

※絶縁監視装置は、トランスのB種接地線を流れる漏れ電流を監視しており、50mAを超えるとメールを飛ばします。

 

ただ、このポンプは間欠運転だったので、出たり出なかったり。

偶々隣で別のポンプの工事をしていた業者さんが、火花でましたよと教えてくれて、

端子台を開けたら電線の焼けた跡がありました。

さらに、モーターの引出し線の被覆が、モーターの筐体接触部分でこすれて、被覆が破れていました。

 

モーターって、始動する時振動があるし、

ポンプモーターなので、動いたり、止まったりで、

発見できませんでしたが、偶々隣に人がいたところで、

火花が出て発見できました。

ちなみに、設置場所には硫化水素のガスもあります。

急遽、モーターを乗せ換えて、漏れ電流も収まりました。

ちなみに、この1年後

この負荷のブレーカー1次側の電線が燃えました。

幸いなことに、モールに入ってなくて空中配線だったので

1本だけ焼け切れて、電気火災になりませんでした。

 

欠相したことでスターデルタ始動できず、サーマルトリップ

してました。

ただポンプが回らなかったので、水槽があふれて雨水のU字溝まで水があふれましたが、被害はその程度でした。